本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『米国の株式市場』、そして『米国の長期金利』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)NY連銀製造業景気指数」
・「米)輸入物価指数」
・「米)小売売上高&【除自動車】」
・「米)対米証券投資」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「中)生産者物価指数」
・「中)消費者物価指数」
・「独)第4四半期GDP【速報値】」
・「英)消費者物価指数&【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
・「欧)第4四半期GDP【速報値】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「豪)RBA議事録(2月1日開催分)」
・「日)BOJ政策金利&声明発表&日銀総裁の会見」
・「15日のゴトオ日」
・「EU財務相会合」
・「欧州の大手金融機関の決算発表→バークレイズ」
・「米国の主要企業の決算発表→デル、他」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融市場のリスク許容度」
・「欧州の金融政策への思惑」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「米国の景気動向及び金融政策」
・「エジプト情勢」
・「金融当局者や要人による発言」
・「明日に、FOMC議事録(1月25日・26日開催分)を控える点」
などの要因に注意。
★★★
15日のゴトオ日。
本日は、「EU財務相会合」のほか、「RBA議事録(2月1日開催分)」と「BOJ政策金利&声明発表&日銀総裁の会見」も行われる。
米国の経済指標は、「小売売上高&【除自動車】」がメイン。
その他、「NY連銀製造業景気指数」や「輸入物価指数」及び「対米証券投資」への注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場では、週末にかけてドル買いが優勢な流れとなった。
今週の為替相場は、2月3日のトリシェECB総裁及び2月4日の米・雇用統計発表以降、明確な方向性が出ずにいたが、先週末にかけて再度ドル買いヨリに傾いた事から、ここから明確な方向性が出るのかどうかに大きな注目が集まる。
また、明日に「FOMC議事録(1月25日・26日開催分)」控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)RBA議事録(2月1日開催分)
→内容によっては金融政策への思惑が噴出し大きな変動要因に
・11時00分:中)生産者物価指数
・11時00分:中)消費者物価指数
→中国の景気動向や金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えかねない
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
→サプライズなしで反応薄
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりにあるものの、反応は限定的
・16時00分:独)第4四半期GDP【速報値】
→発表内容での影響はかなり大きい。ユーロの流れ発生に注意
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→発表内容でのポンドへの影響は非常に大きい
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)第4四半期GDP【速報値】
→独・GDP【速報値】に引き続き、発表内容での影響はかなり大きい。ユーロの方向性に注意。独・GDP【速報値】発表後の流れを参考にしたい
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時30分:米)輸入物価指数
・22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・23時00分:米)対米証券投資
→2つの時間に4種類の経済指標。どれも変動要因になり得るが、小売売上高がメインとなりやすい。発表直後の変動とその後の流れ、それぞれが収益源になりえるはず
2月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした株式市場
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼米国を中心とした主要経済指標
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向及び金融政策
▼エジプト情勢
▼オバマ米大統領が2012年度予算教書を議会に提出
▼FOMC議事録(1月25日・26日開催分)
▼G20財務相・中央銀行総裁会議(18日・19日開催)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼21日(月)が米国で休場のため、今週末に米国が連休入りとなる点
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2月15日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・15日のゴトオ日 ・EU財務相会合 ・欧州の大手金融機関の決算発表→バークレイズ ・米国の主要企業の決算発表→デル、他 ・明日に、FOMC議事録(1月25日・26日開催分)を控える |
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09:30 | 豪)RBA議事録(2月1日開催分) | ◎ | - | - | |||||||
11:00 | 中)生産者物価指数 | ○ | +6.2% | +5.9% | |||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +5.4% | +4.6% | ||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ○ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | +3.1% | |||||||
- | +4.6% | ||||||||||
日)稼働率指数 | × | - | +1.6% | ||||||||
15:00 | 日)工作機械受注【確報値】 | × | - | +89.4% | |||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
仏)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | +0.6% | +0.3% | ||||||||
+1.7% | +1.7% | ||||||||||
16:00 |
独)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.7% | |||||||
+4.1% | +3.9% | ||||||||||
18:30 | 英)DCLG住宅価格 | × | +2.8% | +4.0% | |||||||
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +1.0% | ||||||||
+4.0% | +3.7% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.1% | +2.9% | |||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.7% | ||||||||
+5.1% | +4.8% | ||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +5.0% | +4.7% | |||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +19.0 | +15.4 | |||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | +28.5 | +25.4 | ||||||||
欧)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.3% | ||||||||
+2.1% | +1.9% | ||||||||||
欧)貿易収支 | × | +11億 | -4億 | ||||||||
22:30 | 米)NY連銀製造業景気指数 | A | +15.00 | +11.92 | |||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
A | +0.8% | +1.1% | ||||||||
+4.4% | +4.8% | ||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.5% | +0.6% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.6% | +0.5% | |||||||||
23:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +400億 | +851億 | |||||||
↑・【ネットフロー合計】 | +400億 | +390億 | |||||||||
24:00 | 米)企業在庫 | B | +0.7% | +0.2% | |||||||
米)NAHB住宅市場指数 | C | 17 | 16 | ||||||||
米)ピアナルト:クリーブランド連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | |||||||||
27:00 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
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引き続き、堅調推移になりやすいか。押し目ロングで回転。ただし、メインはユーロドル
引き続き、ドル買い・ユーロ売り方向で考えたい。下落加速でショート追随狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)