本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『米国の株式市場』、そして『FOMC議事録』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)住宅着工件数/建設許可件数」
・「米)生産者物価指数&【コア】」
・「米)鉱工業生産」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「英)失業率&失業保険申請件数」
・「加)景気先行指数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「英)BOE四半期インフレ報告」
・「英)キングBOE総裁の発言」
・「米)FOMC議事録(1月25日・26日開催分)」
・「欧州の大手金融機関の決算発表→ソシエテ・ジェネラル、INGグループ、他」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融市場のリスク許容度」
・「欧州の金融政策への思惑」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「米国の景気動向及び金融政策」
・「エジプト情勢」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
本日は、「BOE四半期インフレ報告」のほか、「FOMC議事録(1月25日・26日開催分)」が行われる。
米国の経済指標は、「生産者物価指数&【コア】」がメイン。
その他、「住宅着工件数/建設許可件数」と「鉱工業生産」への注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場では、週末にかけてドル買いが優勢な流れとなった。
今週の為替相場は、2月3日のトリシェECB総裁及び2月4日の米・雇用統計発表以降、明確な方向性が出ずにいたが、先週末にかけて再度ドル買いヨリに傾いた事から、ここから明確な方向性が出るのかどうかに大きな注目が集まる。
本日は、米国の景気動向や今後の金融政策を見極める上で、米国の経済指標とFOMC議事録(1月25日・26日開催分)が重要となりやすい。
また、昨日の金融市場で、米国の株式市場が久しぶりに大きめに調整したため、その行方が気になるところ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表でのポンドへの影響はカナリ大きい
・19時30分:英)BOE四半期インフレ報告
・19時30分:英)キングBOE総裁の発言
→四半期に一度の報告と総裁の発言。内容次第だが、相場へのインパクトは非常に大きい。大きな流れのキッカケになりやすい
・22時30分:加)景気先行指数
・22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時15分:米)鉱工業生産
→2つの時間に3種類の経済指標。今日のメインはPPIか。発表直後と大きめの流れを別々に考えたい。直後のFOMC議事録にも注意
・28時00分:米)FOMC議事録(1月25日・26日開催分)
→内容と相場の気分次第で、反応薄にも大きな流れのキッカケにもなり得る
・翌6時45分:NZ)第4四半期生産者物価指数
2月14日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼米国の長期金利
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした株式市場
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼米国を中心とした主要経済指標
▼中国の景気動向及び金融政策
▼米国の景気動向及び金融政策
▼エジプト情勢
▼オバマ米大統領が2012年度予算教書を議会に提出
▼FOMC議事録(1月25日・26日開催分)
▼G20財務相・中央銀行総裁会議(18日・19日開催)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼21日(月)が米国で休場のため、今週末に米国が連休入りとなる点
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2月16日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・欧州の大手金融機関の決算発表→ソシエテ・ジェネラル、INGグループ、他 ・米国の主要企業の決算発表 |
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08:30 | 豪)ウェストパック先行指数 | △ | - | ±0.0% | |||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | -0.6% | +0.6% | |||||||
09:01 | 英)ネーションワイド消費者信頼感 | △ | 50 | 53 | |||||||
09:30 |
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
× | - | +0.8% | |||||||
- | -3.1% | ||||||||||
豪)消費者インフレ期待 | × | - | +4.6% | ||||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | |||||||
17:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.2% | |||||||
+3.7% | +3.5% | ||||||||||
18:30 | 英)失業率 | ◎ | 4.5% | 4.5% | |||||||
↑・失業保険申請件数 | -0.30万人 | -0.41万人 | |||||||||
19:30 | 英)BOE四半期インフレ報告 | ◎ | - | - | |||||||
英)キングBOE総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||
20:00 |
南ア)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +1.4% | +0.9% | |||||||
+7.3% | +7.8% | ||||||||||
22:30 | 加)景気先行指数 | ○ | +0.4% | +0.5% | |||||||
加)国際証券取扱高 | △ | +90.00億 | +80.05億 | ||||||||
加)製造業出荷 | × | - | -0.8% | ||||||||
米)住宅着工件数 | A | 54.0万件 | 52.9万件 | ||||||||
↑・建設許可件数 | 56.5万件 | 63.5万件 (62.7万件) |
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米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.8% | +1.1% | ||||||||
+3.5% | +4.0% | ||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | |||||||||
+1.2% | +1.3% | ||||||||||
23:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.5% | +0.8% | |||||||
米)設備稼働率 | B | 76.4% | 76.0% | ||||||||
24:00 | 米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +190万 | |||||||
28:00 | 米)FOMC議事録(1月25日・26日開催分) | S | - | - | |||||||
米)ガイトナー財務長官の発言 | B | 要人発言 | |||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期生産者物価指数 | ○ | - | +1.2% | |||||||
翌 07:10 |
豪)ロウRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
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引き続き、堅調推移になりやすいか。押し目ロングで回転。ただし、メインはユーロドル
引き続き、ドル買い・ユーロ売り方向で考えたい。下落加速でショート追随狙い
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)