3月31日(木)■『米国の経済指標』と『ユーロ圏と米国の利上げ観測』、そして『明日に、米国の雇用統計の発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『ユーロ圏と米国の利上げ観測』、そして『明日に、米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)シカゴ購買部協会景気指数」
・「米)製造業受注指数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)住宅建設許可件数」
・「豪)小売売上高」
・「独)小売売上高」
・「独)失業率＆失業者数」
・「欧)消費者物価指数【速報値】」
・「加)GDP」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「月末・期末・年度末要因(本日が、3月月末最終営業日)」
・「明日に、米国の雇用統計発表を控える点」
・「ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)」
・「米国の金融政策(早期利上げ観測)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「G7協調介入」
・「金融当局者や要人による発言」
・「東北地方太平洋沖地震による影響」
などの要因に注意。

★★★

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数とシカゴ購買部協会景気指数がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

今週の為替相場は、先週に引き続き、ECBの金融政策や米国の金融政策の他、リビア情勢、欧州の信用不安、G7協調介入や原発問題が主な変動要因となりそう。

特に、明日に米国の雇用統計が発表される点、来週に利上げが予定されているECB政策金利＆声明発表を控える点、米国の出口戦略や利上げの必要性に言及する要人の発言、3月月末・期末・年度末要因に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)住宅建設許可件数
・09時30分：豪)小売売上高
→発表内容での影響度は非常に大きい。小売売上高の方がメイン

・12時15分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第。特に、金融政策に関する発言があれば

・15時00分：独)小売売上高
→内容次第・ユーロの気分次第

・16時55分：独)失業率＆失業者数
→相場の気分次第だが、流れを加速させるキッカケになりやすい

・18時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
→ECBの金利先高感が高まれば、変動のキッカケに

・21時30分：加)GDP
→発表内容でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・22時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分：米)製造業受注指数
→3つの時間に3種類の経済指標が発表される。明日にキング・オブ・経済指標である米・雇用統計を控えて、どこまで動くか


3月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼主要経済指標(今週は、米国の雇用統計の発表もあり)
▼米国の長期金利(今週は、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼G7協調介入
▼月末・期末・年度末＆月初・期首・年度初めとなる点
▼米国の景気動向及び金融政策
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼東北地方太平洋沖地震による影響

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3月31日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・3月最終営業日(月末・期末・年度末) ・明日に、米国の雇用統計発表を控える ・TPP第6回政府間協議(3月28日～4月2日開催、シンガポール)
08:01		英)GFK消費者信頼感調査	△	-30	-28
09:30		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	○	+4.0%	-15.9%
				-12.8%	-24.8%
		豪)小売売上高	◎	+0.4%	+0.4%
11:00		NZ)NBNZ企業信頼感	△	-	+34.5
12:15		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
14:00		日)住宅着工戸数	×	+7.4%	+2.7%
		日)建設工事受注	×	-	-10.7%
15:00		独)小売売上高 [前月比/前年比]	◎	+0.4%	+0.4%
				+1.5%	+2.6%
		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	△	±0.0%	+0.3%
				-0.6%	-0.1%
16:55		独)失業率	○	7.2%	7.3%
		↑・失業者数		-2.5万人	-5.2万人
18:00		欧)消費者物価指数【速報値】	◎	+2.4%	+2.4%
18:30		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+1.0%	+1.1%
				+6.1%	+5.5%
19:00		日)外国為替平衡操作の実施状況	△	-	-
19:15		英)マイルズMPC委員の発言	△	要人発言
20:45		独)メルケル独首相の発言	△	要人発言
21:00		南ア)貿易収支	×	-15億	-49億
21:30		加)GDP [前月比/前年比]	◎	+0.5%	+0.5%
				+3.1%	+3.2%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	38.0万件	38.2万件
22:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	69.7	71.2
23:00		米)製造業受注指数	BB	+0.5%	+3.1%
23:30		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
25:45		米)タルーロFRB理事の発言	B	要人発言
翌 06:45		NZ)第4四半期製造業売上高	×	-	+1.3%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米国の経済指標発表での変動狙い。明日に米国の雇用統計発表を控えるため要注意

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米国の経済指標発表での変動狙い。明日に米国の雇用統計発表を控えるため要注意

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