本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計&ISM製造業指数』と『ユーロ圏と米国の利上げ観測』、そして『週末・月初・期首・年度初め要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率」
・「米)ISM製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)第1四半期日銀短観」
・「中)製造業PMI」
・「ス)小売売上高」
・「ス)SVME購買部協会景気指数」
・「英)製造業PMI」
・「欧)失業率」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週末要因」
・「月初・期首・年度初め要因(本日が、4月入り最初の営業日)」
・「ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)」
・「米国の金融政策(早期利上げ観測)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「東北地方太平洋沖地震による影響」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、4月入り最初の営業日。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率とISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
為替相場は、依然として、ECBの金融政策や米国の金融政策の他、リビア情勢、欧州の信用不安、原発問題が主な変動要因。
本日は、特に、金融市場のビッグイベントである米国の雇用統計を中心に、来週に利上げが予定されているECB理事会結果発表を控える点、米国の出口戦略や利上げの必要性に言及する要人の発言、週末及び4月月初・期首・年度初めとなる点が重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)第1四半期日銀短観
→注目度は高いが、反応は限定的か
・10時00分:中)製造業PMI
→その結果は、金融市場全体に影響を与えやすい
・16時15分:ス)小売売上高
・16時30分:ス)SVME購買部協会景気指数
・17時28分:英)製造業PMI
→発表内容での、ポンドへの影響は大きい
・18時00分:欧)失業率
→相場の気分次第
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・23時00分:米)ISM製造業景況指数
→2つの時間に2種類の経済指標が発表。雇用統計は言わずと知れたキング・オブ・経済指標で、ISM製造業もカナリの市場影響力を誇る。発表直後の変動は当然のこと、その後のNYクローズに向けての流れも上手く利益化したいところ
3月28日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼ECBの金融政策(4月7日に利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心、軍事介入など)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼主要経済指標(今週は、米国の雇用統計の発表もあり)
▼米国の長期金利(今週は、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼G7協調介入
▼月末・期末・年度末&月初・期首・年度初めとなる点
▼米国の景気動向及び金融政策
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼東北地方太平洋沖地震による影響
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4月1日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・4月入り最初の営業日(月初・期首・年度初め) ・TPP第6回政府間協議(3月28日~4月2日開催、シンガポール) |
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06:45 | NZ)第4四半期製造業売上高 | × | - | +1.3% | ||||||||||
08:50 |
日)第1四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断] |
◎ | +5 | +5 | ||||||||||
↑・[大企業製造業先行き] | +2 | -2 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業業況判断] | +2 | +1 | ||||||||||||
↑・[大企業非製造業先行き] | ±0 | -1 | ||||||||||||
↑・[設備投資計画] | +1.8% | +2.9% | ||||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 54.3 | 52.2 | ||||||||||
14:00 | 日)自動車販売台数 | × | - | -14.0% | ||||||||||
16:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | -2.6% | ||||||||||
16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | ○ | 62.5 | 63.5 | ||||||||||
16:53 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 60.9 | 60.9 | ||||||||||
16:58 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 57.7 | 57.7 | ||||||||||
17:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 60.9 | 61.5 | ||||||||||
18:00 | 欧)失業率 | ○ | 9.9% | 9.9% | ||||||||||
南ア)Naamsa自動車販売 | × | - | +25.2% | |||||||||||
南ア)カギソPMI | × | 54.8 | 54.8 | |||||||||||
21:15 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁 の発言 |
B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +19.0万人 | +19.2万人 | ||||||||||
↑・失業率 | 8.9% | 8.9% | ||||||||||||
22:00 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
23:00 | 米)建設支出 | C | -0.2% | -0.7% | ||||||||||
米)ISM製造業景況指数 | S | 61.0 | 61.4 | |||||||||||
23:40 | 欧)ビーニ・スマギECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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米国の雇用統計及びISM製造業での変動狙いと週末に向けての流れ狙い。スタンスは中立で臨機応変に。ポジション調整には注意
米国の雇用統計及びISM製造業での変動狙いと週末に向けての流れ狙い。スタンスは中立で臨機応変に。ポジション調整には注意
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