4月7日(木)■『米国の利上げ観測』と『ECB理事会結果発表＆トリシェ総裁会見』、そして『リビア情勢』と『欧州の信用不安』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の利上げ観測』と『ECB理事会結果発表＆トリシェ総裁会見』、そして『リビア情勢』と『欧州の信用不安』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)失業率＆新規雇用者数」
・「加)住宅建設許可」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「BOJ政策金利＆声明発表＆白川日銀総裁の記者会見」
・「BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定」
・「ECB政策金利＆声明発表＆トリシェECB総裁の記者会見」
・「ユーロ圏財務相会合」
・「米国の金融政策(早期利上げ観測、5日にFOMC議事録公表済み)」
・「ECBの金融政策(4月7日のECB理事会で利上げ観測)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「東日本大震災による影響」
などの要因に注意。

★★★

本日は、BOJ政策金利＆声明発表＆白川総裁会見、BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定、ECB政策金利＆声明発表＆トリシェ総裁会見が行われる。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

為替相場は、依然として、ECBの利上げ観測とFRBの早期利上げ観測の他、リビア情勢、欧州の信用不安、原発問題が主な変動要因。

本日は、特に、ECB政策金利＆声明発表やトリシェ総裁会見での影響、米・週間新規失業保険申請件数やFRBの早期利上げ観測での変動に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表内容での豪ドルへの影響は非常に大きい

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりにあるが、反応は限定的か

・20時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠決定
→声明の内容がどちらヨリでも、大きな変動のキッカケになり得る

・20時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・21時30分：欧)トリシェECB総裁の記者会見
→まずは、0.25％の利上げが想定されている政策金利がどうなるのか、その後は声明やトリシェECB総裁の言及が重要。どちらにしろ、大きな変動のキッカケに

・21時30分：加)住宅建設許可

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→内容も重要だが、ECB理事会結果発表を受けて相場の流れがどうなっているか、またこの経済指標と同時刻に発表されるトリシェECB総裁の記者会見での言及が非常に重要となる


4月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼米国の金融政策(早期利上げ観測、5日に3月14日・15日開催分のFOMC議事録を公表)
▼ECBの金融政策(4月7日のECB理事会で利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入・他)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向や金利差拡大観測
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策
▼G7協調介入
▼東日本大震災による影響

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4月7日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・ASEAN財務相会合(4日～8日開催) ・ユーロ圏財務相会合
10:30		豪)失業率	◎	5.0%	5.0%
		↑・新規雇用者数		+2.40万人	-1.01万人
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利＆声明発表	◎	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
15:30		日)白川日銀総裁の記者会見	◎	要人発言
15:45		仏)貿易収支	×	-56.0億	-58.9億
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	△	+0.5%	+1.8%
				+13.2%	+12.5%
20:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠決定		2000億 据え置き	2000億 据え置き
		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	+0.4%	+0.4%
				+3.1%	+1.3%
20:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	25bp 引き上げ1.25%	1.00% 据え置き
21:20		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
21:30		欧)トリシェECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		加)住宅建設許可	○	+1.3%	-5.1%
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	38.5万件	38.8万件
28:00		米)消費者信用残高	C	+46.00億	+50.14億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

警戒しつつも、引き続きロングヨリで

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「ECB政策金利＆声明発表＆トリシェ総裁会見」消化待ち

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