4月8日(金)■『ECB理事会結果発表明けでの影響』と『米国の利上げ観測』、そして『欧州の信用不安』や『週末要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『ECB理事会結果発表明けでの影響』と『米国の利上げ観測』、そして『欧州の信用不安』や『週末要因』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・「英)生産者物価指数＆【コア】」
・「加)失業率＆雇用ネット変化」
・「加)住宅着工件数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「週末要因」
・「ユーロ圏財務相会合」
・「EU財務相・中央銀行総裁会合」
・「米国の金融政策(早期利上げ観測)」
・「ECBの金融政策(ECB理事会結果発表明け)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「金融市場のリスク許容度」
・「金融当局者や要人による発言」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「G7協調介入」
・「東日本大震災による影響」
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日で、ECB理事会結果発表明け。
また、ユーロ圏財務相会合やEU財務相・中央銀行総裁会合が行われる。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

為替相場は、依然として、ECBの利上げ観測とFRBの早期利上げ観測の他、リビア情勢、欧州の信用不安、原発問題が主な変動要因。

本日は、特に、ECB理事会結果発表明けでの影響、FRBの早期利上げ観測や欧州の信用不安での変動に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・17時30分：英)生産者物価指数＆【コア】
→発表内容でのポンドへの影響はそれなり。内容ヨリもキッカケとして

・20時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・21時15分：加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→今週は大きく動いた事もあり、週末要因での変動に注意


4月4日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼米国の金融政策(早期利上げ観測、5日に3月14日・15日開催分のFOMC議事録を公表)
▼ECBの金融政策(4月7日のECB理事会で利上げ観測)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼中東・北アフリカ情勢(リビア中心、軍事介入・他)
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の長期金利の動向や金利差拡大観測
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼金や原油などの商品市場
▼中国の景気動向及び金融政策
▼G7協調介入
▼東日本大震災による影響

ザイFX限定！口座開設&取引で5000円もらえる！ トレイダーズ証券みんなのFX

4月8日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日 ・ASEAN財務相会合(4日～8日開催) ・ユーロ圏財務相会合 ・EU財務相・中央銀行総裁会合
08:50		日)経常収支	×	+1兆7192億	+4619億
		日)貿易収支	△	+7469億	-3945億
13:30		日)企業倒産件数	×	-	-9.4%
14:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	-	48.4
				-	47.2
		日)日銀金融経済月報(基本的見解)	△	-	-
14:45		ス)失業率	×	3.4%	3.6%
15:00		独)経常収支	×	+120億	+72億
		独)貿易収支	×	+130億	+101億
		欧)トゥンペル・グゲレルECB理事の発言	△	要人発言
		欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言	△	要人発言
17:30		英)生産者物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.6%	+0.5%
				+5.1%	+5.3%
		↑・生産者物価指数【コア】		+2.9%	+3.1%
20:00		加)失業率	◎	7.7%	7.8%
		↑・雇用ネット変化		+2.80万人	+1.51万人
21:00		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
21:15		加)住宅着工件数	○	18.10万件	18.19万件
23:00		米)卸売在庫	C	+1.0%	+1.1%
23:15		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

週末要因に注意しながら、ロングヨリの流れが継続するかどうか見極めて、追随

---

週末要因に注意しながら、ロングヨリの流れが継続するかどうか見極めて、追随

---

★☆>>>>>>さらに詳しい内容は『羊飼いのFXブログ』でどうぞ！

【ドル/円】のスプレッドをランキングで比較。約40口座の最新スプレッドを調査！