本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『米国の経済指標』、そして『G20・G7財務相・中央銀行総裁会議』と『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)消費者物価指数&【コア】」
・「米)NY連銀製造業景気指数」
・「米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】」
・「米)鉱工業生産」
・「米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「中)主要経済指標(PPI、CPI、第1四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資)」
・「欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「週末金曜日」
・「15日のゴトオ日」
・「ポルトガル長期国債償還」
・「G20・G7財務相・中央銀行総裁会議」
・「米国の主要企業決算発表→バンク・オブ・アメリカ」
・「ECBの金融政策(追加利上げ期待)」
・「金融市場のリスク許容度」
・「米国の金融政策(早期利上げ期待)」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「福島原発・放射能漏れ問題」
・「東日本大震災による影響」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国の景気動向及び金融政策」
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、15日のゴトオ日。
G20・G7財務相・中央銀行総裁会議が開催。
米国の経済指標は、「消費者物価指数」と「NY連銀製造業景気指数」がメイン。
その他、「対米証券投資」と「鉱工業生産」と「ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】」への注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の主要企業の決算は株式市場の変動要因。本日は、バンク・オブ・アメリカの決算発表が予定されている。
為替相場は、依然として、ECBの追加利上げ観測とFRBの早期利上げ観測を中心に、リビア情勢や欧州の信用不安、福島原発問題が主な変動要因。
本日は、数多く発表される注目度の高い米国の経済指標の他、今週に入って高まっている金融市場のリスク回避の流れやG20・G7財務相・中央銀行総裁会議の開催、そして週末要因に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・11時00分:中)主要経済指標(PPI、CPI、第1四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資)
→中国の景気動向や金融政策への思惑が高まれば、金融市場全体に影響を与えやすい
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→相場の気分次第
・時刻未定:米)バンク・オブ・アメリカ決算発表
→NYダウがどこまで反応するかに注視
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→4つの時間に5種類の経済指標が発表される。どれも注目度&影響度が高い。それぞれの発表での変動の他、ロンドンフィキシングや週末クローズに向けての流れを見極めたい
4月11日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の金融政策(早期利上げ期待)
▼ECBの金融政策(追加利上げ期待)
▼ユーロ買い・円売り・ドル売りの傾向
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼リビア情勢
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標
▼米国の長期金利の動向
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼金や原油などの商品市場
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算
▼G20・G7財務相・中央銀行総裁会議
▼G7協調介入
▼東日本大震災による影響
▼中国の景気動向及び金融政策
▼日・米の金利差拡大観測(円キャリートレードなどにも)
▼4月26日・27日に次回FOMC開催を控える点
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4月15日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・15日のゴトオ日 ・ポルトガル長期国債償還 ・NATO外相会合(14日・15日開催) ・IMF、世界銀行総会(15日・16日・17日開催) ・G20・G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン) ・米国の主要企業決算発表→バンク・オブ・アメリカ |
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07:45 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
08:05 | 英)タッカーBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
11:00 | 中)第1四半期GDP | ◎ | +9.4% | +9.8% | ||||||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +5.2% | +4.9% | |||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | +7.2% | +7.2% | |||||||||||
中)鉱工業生産 | ○ | +14.0% | +14.9% | |||||||||||
中)小売売上高 | △ | +16.5% | +11.6% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +24.8% | +24.9% | |||||||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
× | - | +0.4% | ||||||||||
- | +2.8% | |||||||||||||
18:00 |
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | +1.3% | +0.4% | ||||||||||
+2.6% | +2.6% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.1% | +1.0% | ||||||||||||
欧)貿易収支 | × | -36億 | -33億 | |||||||||||
未定 | 米)バンク・オブ・アメリカ決算発表 | A | 主要企業決算 | |||||||||||
21:30 |
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+2.6% | +2.1% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.2% | +1.1% | |||||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | AA | +17.00 | +17.50 | |||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +400億 | +515億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +325億 | ||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | A | +0.6% | -0.1% (±0.0%) |
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米)設備稼働率 | B | 77.4% | 76.3% (77.0%) |
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22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | A | 68.8 | 67.5 | ||||||||||
23:00 | 欧)コンスタンシオECB副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
24:15 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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方向性がないため、経済指標発表後・ロンドンフィキシング前後・週末に向けた流れ、狙い
引き続き、ロングヨリで、上昇追随&押し目見極め。週末要因に注意
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)