本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けでの影響』と『株式市場や商品市場の動向』、そして『米国の経済指標』にあり。
米国の経済指標は、
・「米)週間新規失業保険申請件数」
・「米)第1四半期GDP【速報値】/個人消費」
・「米)中古住宅販売保留」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「日)全国消費者物価指数&【除生鮮】」
・「日)鉱工業生産【速報値】」
・「独)失業率&失業者数」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・日)BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見
・日)経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表
・FOMC結果発表明けでの影響
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(26日・2年債、27日・5年債、28日・7年債)
・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→コダック、ダウ・ケミカル、ペプシコ、マイクロソフト、P&G、エクソンモービル、他
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の財政・金融・信用不安
・米国の金融政策への思惑
・ECBの金融政策への思惑(追加利上げ期待など、来週にECB理事会)
・金融当局者や要人による発言
・中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
・為替介入への警戒感
などの要因に注意。
★★★
本日は、FOMC結果発表明けで、「RBNZ政策金利&声明発表」と「BOJ政策金利&声明発表&白川日銀総裁の記者会見」が行われる。
米国の経済指標は、「第1四半期GDP【速報値】/個人消費」と「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
その他、「中古住宅販売保留」にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、今週相次ぐ米国の主要企業の決算は株式市場の、米国の長期国債の入札は長期金利の変動要因となりやすい。
今週に入って、金融市場は先週に引き続いて大きめに変動している。
昨日は、FOMC政策金利&声明発表及びバーナンキFRB議長の記者会見が行われた。
本日は、FOMC結果発表明けでの影響と株式市場や商品市場の動向に注視したい。また、注目度の高い経済指標が数多く発表される点にも注意が必要だ。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→サプライズがなくても、大きな変動要因に
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・15時00分:日)経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表
・15時30分:日)白川日銀総裁の記者会見
→どれも注目度はそれなりにあるが反応は限定的か
・16時55分:独)失業率&失業者数
→反応具合は相場の気分次第。ただ、ユーロの変動のキッカケになりやすい
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【速報値】/個人消費
・23時00分:米)中古住宅販売保留
→2つの時間に3種類の経済指標が発表される。四半期GDP【速報値】がメイン。発表内容での変動もそうだが、FOMC結果発表明けで相場が加速し出すかどうかにも注目。本日はこれを起点にNYタイムでの流れの発生に注目
・翌7時45分:NZ)貿易収支
→発表内容でのNZドルへの影響はそれなり
4月25日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼イースター休暇や休暇明けでの影響
▼FOMC政策金利&声明発表&FRB議長の会見
▼米国の金融政策への思惑(早期利上げ期待など)
▼ECBの金融政策への思惑(追加利上げ期待など)
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼主要経済指標(米国中心)
▼主要国の株式市場(米国中心)
▼米国の長期金利の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中東・北アフリカ問題(リビア情勢中心)
▼今週相次ぐ、米国の主要企業の決算
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札
▼金や原油などの商品市場
▼福島原発・放射能漏れ問題
▼日・米の金利差拡大観測
▼為替介入への警戒感
▼中国の景気動向及び金融政策
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4月28日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業決算発表(※変更有り)→コダック、ダウ・ケミカル、ペプシコ、マイクロソフト、P&G、エクソンモービル、他 | ||||||||||||||
06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
50bp 利下げ 2.50% |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -27 | -28 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.8% | 4.6% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.61 | 0.62 | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | ±0.0% | -0.3% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.2% | -0.3% | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.2% | -0.3% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -10.6% | +1.8% | ||||||||||
-8.5% | +2.9% | |||||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
||||||||||
13:00 | 日)自動車生産 | × | - | -5.5% | ||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -1.3% | +10.1% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +19.5% | |||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | +1.0% | +1.1% | ||||||||||
+11.3% | +11.9% | |||||||||||||
日)経済・物価情勢の展望 (基本的見解)公表 |
○ | - | - | |||||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 7.0% | 7.1% | ||||||||||
↑・失業者数 | -3.7万人 | -5.5万人 | ||||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.6% | +1.5% | ||||||||||
+7.2% | +6.7% | |||||||||||||
21:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 39.5万件 | 40.3万件 | ||||||||||
米)シカゴ連銀全米活動指数 | C | +0.50 | -0.04 | |||||||||||
米)第1四半期GDP【速報値】 | S | +2.0% | +3.1% | |||||||||||
↑・個人消費【速報値】 | +2.0% | +4.0% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【速報値】 | +2.3% | +0.4% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【速報値】 | +1.4% | +0.4% | ||||||||||||
米)デュークFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +1.5% | +2.1% | ||||||||||
- | -9.3% | |||||||||||||
26:00 | 米)7年債入札(290億ドル) | BB | - | - | ||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | +2.00億 | +1.94億 | ||||||||||
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