私は体調がすぐれず、ドル円のショートを持ちっぱなしにしている状態。損切りは先週の戻し高値のちょっと外側である@82.25で、また利食いは@81.25である。このOCO注文の買い戻しをGTCで出してあるだけで、張り付いて相場を見続けるのは慎もうと思っている。
昨日は欧州勢の参入とともにドル円が軟化した。ドル円だけではなく、ユーロ円もポンド円もだ。つまりは円の全面高。リスク回避の動きを証明するかのように、欧州株は大きく値崩れを呈しており、グローベックスの中での米国株も大幅な下落を演じている。クロス円の下げとともにユーロドルが1.40台の前半にまで落ち込んできた。
私もこの欧州時間は注目して見ていたが、気持ちとしては、やはり売りたい。しかしここは一週間前の月曜日に、アジア時間で下値を攻めたが無念だったところ。ここから1.43台まで戻されたのは記憶に新しい。ちょっと売り渋る局面だ。
しかしユーロドルは先週の安値である1.4047もあっさりとブレークし、次は1.4000の大台割れを狙うこととなった。その間、ユーロ円も113円台に逆戻り。私のドル円も80.35くらいまで落ち込んでいる。あとちょっとだと思ったが、余計なことはせずに注文の変更もしないで、体を休めていた。
だがここが、日中のドル円の安値となってしまった。後になってみれば、目標の9割程度を達成していたのだから、手早く80.45ででもいいから利食いしておけばよかった。
ニューヨーク市場に入ったマーケットでは、ドル円もユーロドルもメクリ態勢に入っていった。私は早めに就寝したので、途中は見ていないが、ドル円は82円台も見ているようだった。ユーロ円は115円台だ。まあ、しばらくはこの状態のままで、ほおっておくしかない。
今晩の指標は、注目されるものといえば新築住宅の販売件数くらいのものだ。今夜も同じく米国株ムーブに左右される展開となろう。米国株に注目が集まっているのは、先週から株価が軟調だからだ。ドルが上昇しても、原油価格が上昇しても、米国株のプラス要因にはならずに推移している。
今回の米国株の下げ止まりを確認しないとリスクテークしていきにくい、すなわちユーロ円やユーロドルなどを買っていけないという事情もあるからだ。
日本時間 18時30分
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