本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表』や『リスク回避の流れの継続・加速』、そして『為替介入の継続実施の有無』と『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・ス)消費者物価指数
・英)生産者物価指数&【コア】
・独)鉱工業生産
・加)失業率&雇用ネット変化
・加)住宅建設許可
・米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・豪)RBA四半期金融政策報告
・ゴトオ日要因&週末要因
・昨日の東京市場で、日本政府・日銀が為替介入を実施した点
・ECB金融政策発表明けとなる点
・欧州の大手金融機関の決算発表(RBS、アリアンツ)
・米国の主要企業の決算発表(クラフト・フーズ、P&G、バークシャー・ハサウェー、他)
・8月9日に、FOMCを控える点
・日本政府・日銀による為替介入と介入に対する警戒感
・欧州の財政問題
・金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
・米国の債務問題
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(昨日に、金融政策結果発表済み)
・米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
5日のゴトオ日で週末金曜日。
更には、ECB金融政策発表明けで、米国の雇用統計の発表日で、、RBA四半期金融政策報告が行われる。
また、昨日の東京市場で、日本政府・日銀が為替介入を実施済み。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から本格化している主要企業の決算発表は株式市場の変動要因となりやすい。
ここ最近の為替相場は、米国の債務問題と欧州の財政問題、金融市場のリスク許容度を主要因に大きく上下している。
先週は、欧州の財政問題が燻り続けながらも多少なりとも緩和傾向となる中、米国の債務問題への懸念は更に高まり、大きな変動要因となった。
今週の為替相場も、米国の債務問題と欧州の財政問題、金融市場のリスク許容度で大きく変動している。8月2日に米国の債務上限引き上げ問題が可決により一 旦の解決も、格下げ懸念などで依然として不安は解消されていない。欧州の財政問題も燻り続け、金融市場はリスク回避ヨリの流れが続いている。
本日は、なんと言っても米国の雇用統計の発表日。引き続き、米国の債務問題とユーロ圏の財政問題、金融市場のリスク許容度による方向性に注視しながら、米国の雇用統計の発表や週末要因、日本政府・日銀による為替介入実施や介入に対する警戒感による変動を捉えたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→内容次第。今後の金融政策への思惑が噴出すれば、大きな反応につながりやすい
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・19時00分:独)鉱工業生産
→発表でのユーロへの影響はまずまず。発表自体よりも変動のキッカケとして
・20時00分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→本日の注目に値する米国の経済指標はこれのみ。言わずと知れたキング・オブ・経済指標であり、まずは発表での変動を狙いたい
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
8月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼8月の月初要因
▼日本のFX取引のレバレッジ規制第2弾実施の影響
▼欧州の金融機関の決算発表が本格化
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼米国の債務問題(8月2日に、議会と政府の合意期限)
▼欧州の財政問題
▼為替介入への警戒感(特にドル円に対して)
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
▼主要経済指標の発表(週末に米国の雇用統計)
▼主要株式市場の動向
▼ECBの金融政策への思惑(8月4日に、金融政策結果発表)
▼米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の国債の入札状況
▼米国の長期金利の動向
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気動向及び金融政策
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8月5日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・5日ゴトオ日 ・昨日の東京市場で、日本政府・日銀が為替介入を実施 ・ECB金融政策発表明け ・8月9日に、FOMCを控える ・欧州の大手金融機関の決算発表(予定・変動有り)→RBS、アリアンツ ・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→クラフト・フーズ、P&G、バークシャー・ハサウェー、他 |
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10:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 | ◎ | - | - | ||||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | 108.7 | 106.3 | ||||||||||
103.4 | 99.6 | |||||||||||||
15:45 | 仏)貿易収支 | × | -61.00億 | -74.22億 | ||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.6% | -0.2% | ||||||||||
+0.7% | +0.6% | |||||||||||||
未定 | 欧)RBS決算発表 | △ | 主要企業決算 | |||||||||||
17:30 |
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
+5.8% | +5.7% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】[前年比] | +3.2% | +3.2% | ||||||||||||
19:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +1.2% | ||||||||||
+8.1% | +7.6% | |||||||||||||
20:00 | 加)失業率 | ◎ | 7.4% | 7.4% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.50万人 | +2.84万人 | ||||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -5.0% | +20.9% | ||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +8.5万人 | +1.8万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 9.2% | 9.2% | ||||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 62.0 | 68.2 | ||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +50.00億 | +50.77億 | ||||||||||
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雇用統計発表での変動と週末に向けての流れ狙い
雇用統計発表での変動と週末に向けての流れ狙い
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