ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

GMOクリック証券CFD‗編集スポンサード記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

最安値レベルでフリーズ状態のドル円、
要人発言や突発事項に注意!

2011年08月19日(金)18:58公開 (2011年08月19日(金)18:58更新)
持田有紀子

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 しかしドル円はまったく動かない。日足のチャートをながめていると、とてもぶさいくな形で76円台の中盤で固まってしまっている。当然のことなのだが、今年の最安値である76.25を意識した動きである。こう何日もこだわるようなレベルとも思えないというのが、正直な私の感想である。

 というのも、日本の震災が起きた翌週につけにいった円高水準は、ちょうど朝の6時を回って、個人投資家などのFX業者に置いてあるストップ注文をつけにいっただけのようで、それが行き過ぎてたまたま止まったのが76円台の前半だったというだけのことのように思えるからだ。

 ドル円の76.25という数字には絶対的な意味はなさそうであるが、それでも「歴史的」と枕詞がついてしまうほど、重要なテクニカルポイントを与えているのは事実であり、それゆえに、こういう動きになってしまうのだろう。

 ここしばらくは平静さを取り戻しつつあるかに見えた海外の資本市場だったが、昨日は再び不安心理にさらされることとなった。今月の不安は明確な材料に基づいているというよりも、なんとなく不安といったようなものだ。7月に発表された米企業の決算はすこぶる良いわけだし、アメリカやEUがマイナス成長に転じたわけでもない。

 アメリカが格下げされたといっても、肝心の米国債は急騰しおり、昨日なんかは10年の利回りで2.0%の大台を割り込んでくる始末。しかしこの何気なく不安だというのが、いちばん手に負えないのかもしれない。

 昨日は欧州時間からすでに株価の下落傾向が鮮明になっていた。アジア時間に1.44台であったユーロドルが、1.43台の前半まで沈みこんで米国勢の参入となった。欧州株は大幅安をしていて、グローベックスの中でもすでに米国株はとても安い。すでにリスク回避の動きが鮮明となっている状態のもとで、いろいろな経済指標が発表された。

 雇用関連も住宅関連も、インフレ指標も景況感もすべて悪かった。これだけ悪いものが並ぶのは実に珍しい。米国株はさらに一直線に下降していく。私は今月、何度も刺さっているのだが、やはりユーロ円をショートにするしかないと思った。ドル円でもいいのだが、いかんせん値幅が取れなさそうだ。

 ユーロ円が110円の大台を割り込んだところでショートメーク。ドル円が動かないのだから、結局はユーロドルの下落を期待していることになる。そうするとタイミングが良かったのか、するするとユーロ円、というよりもユーロドルが下落してきた(苦笑)。ドル円がフリーズ状態なのでしかたがないのだろう。

 30分もしないうちに簡単に、ユーロ円ショートは60ポイントを取ることが出来た。108円台に入るまで我慢したい気もするが、円相場が下にいきそうにないなか、ユーロドルだけに頼っているのでは、ユーロ円ショートも心もとない。米国株が急落しているので、まだまだ相場を見ていたいところだが、無理をせずに早めに寝た。

 今日も朝からグローベックスでは米国株が大きく値を下げている。もう完全にベアマーケット入りしたかのようだ。あとはドル円の下値サイドの引っかかりだけが気になるところだが、金融当局もそろそろ何かをやってきそうで怖いところだ。今晩はイベントがまったくない。しかしニューヨーククローズ後にFRBの緊急電話会議があるとのウワサも出てきている。要人発言や突発事項に気をつたいところだ。


日本時間 18時50分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年7月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

おすすめFX会社
link

ザイFX!限定5000円&オリジナルレポート

JFX[MATRIX TRADER]

新規口座開設+1万通貨以上取引でもれなく限定5000円&オリジナルレポート!

link

ザイFX!限定で5000円!

セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]

マーケット情報充実!今ならザイFX!限定5000円がもらえるキャンペーン中!

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
メキシコペソ比較 バイナリーオプション比較 経済指標速報記事
メキシコペソ比較 バイナリーオプション比較 経済指標速報記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る