8月23日(火)■『欧州や米国の景気先行き懸念』と『株式市場主導での金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『為替介入への警戒感』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州や米国の景気先行き懸念』と『株式市場主導での金融市場のリスク許容度による流れ』、そして『為替介入への警戒感』にあり。

米国の経済指標は、
・米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・独)製造業PMI【速報値】
・独)サービス業PMI【速報値】
・欧)製造業PMI【速報値】
・欧)サービス業PMI【速報値】
・独)ZEW景況感調査
・欧)ZEW景況感調査
・加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・NZ)第3四半期RBNZインフレ期待
・米国の主要企業の決算発表
・今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(23日・2年債、24日・5年債、25日・7年債)
・金融市場のリスク許容度(株価が主動・連動しやすい)
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の債務問題
・米国の景気先行き
・欧州の景気先行き
・欧州の銀行の健全性
・欧州各国の国債の入札状況
・米国の債務問題
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。

★★★

本日は、第3四半期RBNZインフレ期待が発表される。

注目度の高い米国の経済指標の発表は、新築住宅販売件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、金融市場のリスク許容度による方向性や米国及び欧州の景気の先行き懸念、そして欧州の債務問題を主要因に大きく上下している。

本日は、引き続き、株式市場が主導する金融市場のリスク許容度による方向性が重要。その他、欧州の債務問題、米国及び欧州の景気の先行き懸念、欧州各国の国債の入札状況なども変動要因となりやすい。
また、円高が進んでいることから、日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感での動きにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・12時00分：NZ)第3四半期RBNZインフレ期待
→内容次第では

・16時28分：独)製造業PMI【速報値】
・16時28分：独)サービス業PMI【速報値】
・16時58分：欧)製造業PMI【速報値】
・16時58分：欧)サービス業PMI【速報値】
→意外と影響度が高い。発表による変動に注意

・18時00分：独)ZEW景況感調査
・18時00分：欧)ZEW景況感調査
→明日のIFOと並び、欧州の経済指標の中では1、2位を誇る影響度。発表直後の変動は当然のこと、その後の流れにも注視

・21時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表によるカナダドルへの影響は大きめ

・23時00分：米)新築住宅販売件数
→発表による影響度はそれなりだが、直近の状況では相場の気分次第か。株価主導の金融市場のリスク許容度による流れの方が重要か


8月22日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国中心)
▼米国の景気先行き
▼欧州の景気先行き
▼米国の国債の入札状況や長期金利の動向
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札
▼欧州各国の国債の入札状況
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の債務問題
▼欧州の銀行の健全性
▼中国の景気先行き及び金融政策
▼米国の金融政策
▼金や原油などの商品市場の動向
▼主要国の株式空売り規制(特に欧州)
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の金融政策

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8月23日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表
08:00		英)ウィールMPC委員の発言	△	要人発言
12:00		NZ)第3四半期RBNZインフレ期待	○	-	+3.0%
13:00		米)グリーンスパン前FRB議長の発言	BB	要人発言
		豪)バッテリーノRBA副総裁の発言	○	要人発言
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	+34.6%
		ス)貿易収支	×	-	+17.4億 (+17.7億)
16:28		独)製造業PMI【速報値】	○	50.6	52.0
		独)サービス業PMI【速報値】	○	52.0	52.9
16:58		欧)製造業PMI【速報値】	○	49.5	50.4
		欧)サービス業PMI【速報値】	○	50.9	51.6
18:00		独)ZEW景況感調査	◎	-26.0	-15.1
		欧)ZEW景況感調査	○	-	-7.0
19:00		英)CBI製造業受注指数	△	-	-10
21:30		加)小売売上高	◎	+0.7%	+0.1%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.1%	+0.5%
23:00		欧)消費者信頼感【速報値】	×	-12.4	-11.2
		米)新築住宅販売件数	A	31.0万件	31.2万件
		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	-5	-1
		英)ウィールMPC委員の発言	△	要人発言
25:45		加)ボワヴァンBOC副総裁の発言	○	要人発言
26:00		米)2年債入札	BB	350億ドル
翌 07:45		NZ)貿易収支	○	-1.00億	+2.30億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

見送り

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米国株の動向次第で臨機応変に

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