9月29日(木)■『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(株式市場が主導)』、そして『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(株式市場が主導)』、そして『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費
・米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・独)失業率＆失業者数
翌・NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・米)バーナンキFRB議長の発言
・日)白川日銀総裁の発言
・月末要因(明日が、9月の最終営業日)
・独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・欧州の債務問題
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・欧州各国の国債の動向(今週、欧州の国債の入札が相次ぐ)
・米国の国債の動向(米国の長期金利・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決が行われる。

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と第2四半期GDP【確報値】/個人消費、中古住宅販売保留に大きな注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週火曜日から、米国の長期国債の入札が相次いでいる点も重要。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での影響に注視しながら、米国の経済指標の発表やバーナンキFRB議長の発言、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決も重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・06時00分：米)バーナンキFRB議長の発言

・16時30分：日)白川日銀総裁の発言

・16時55分：独)失業率＆失業者数

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費
・23時00分：米)中古住宅販売保留
→2つの時間に3種類の経済指標。どれも注目度及び影響度はカナリ大きい。欧米の株式市場の動向と共に注視

・翌6時45分：NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響はまずまず


9月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けとなる点
▼東京市場が連休明けとなる点
▼月末＆四半期末となる点
▼29日(木)に、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決が行われる点
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の債務問題
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼主要な経済指標の発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週、欧州の国債の入札が相次ぐ)
 

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9月29日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・明日が、9月の最終営業日 ・独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決
06:00		米)バーナンキFRB議長の発言	AA	要人発言
08:50		日)小売業販売額	△	-0.8%	+0.6%
		↑・大型小売店販売額		-0.6%	+0.8%
15:00		英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比]	△	±0.0%	-0.6%
				-0.5%	-0.4%
		南ア)マネーサプライM3	×	+5.60%	+5.58%
15:50		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	B	要人発言
16:00		英)マイルズMPC委員の発言	△	要人発言
16:30		日)白川日銀総裁の発言	○	要人発言
16:55		独)失業率	○	7.0%	7.0%
		↑・失業者数		-0.8万人	-0.8万人
17:30		英)消費者信用残高	×	+2億	+2億
		英)住宅ローン承認件数	×	49.7万件	49.2万件
		英)マネーサプライM4	×	-	-1.1%
18:00		欧)消費者信頼感【確報値】	×	-18.9	-18.9
18:30		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.6%	+2.7%
				+9.1%	+8.9%
21:30		米)週間新規失業保険申請件数	AA	42.0万件	42.3万件
		米)第2四半期GDP【確報値】	S	+1.2%	+1.0%
		↑・個人消費【確報値】		+0.4%	+0.4%
		↑・GDPデフレーター【確報値】		+2.4%	+2.4%
		↑・コアPCEデフレーター【確報値】		+2.2%	+2.2%
		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁 の発言	B	要人発言
23:00		米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比]	AA	-2.0%	-1.3%
				+6.3%	+10.1%
26:00		米)7年国債入札	BB	290億ドル
		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
		南ア)ゴーダン南ア財務相の発言	△	要人発言
翌 06:45		NZ)住宅建設許可	○	-1.5%	+13.0%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

様子見

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