本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(欧米の株価主導)』、そして『米国の経済指標』にあり。
米国の経済指標は、
・米)生産者物価指数&【コア】
・米)小売売上高&【除自動車】
・米)NY連銀製造業景気指数
・米)企業在庫
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・独)第3四半期GDP【速報値】
・英)消費者物価指数&【コア】
・独)ZEW景況感調査
・欧)ZEW景況感調査
・欧)第3四半期GDP【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・豪)RBA議事録(11月1日開催分)
・ゴトオ日要因
・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、デル、ホーム・デポ、他
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州の債務問題(ギリシャ主体からイタリアが焦点に、イタリア国債の利回り等も)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
15日のゴトオ日で、RBA議事録(11月1日開催分)の公表日。
米国の経済指標は、生産者物価指数と小売売上高がメイン。
その他にも、NY連銀製造業景気指数や企業在庫への注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
先週は、イタリアの債務問題に焦点が当たり、要人発言や国債の動向、思惑で大きく振れた。
今週に入っても、欧州の債務不安が燻り続けている。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での金融市場の方向性に注視したい。
特に、イタリア国債の利回りや欧米の株式市場の動向には大きな注目が集まっている。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)RBA議事録(11月1日開催分)
→今後の金融政策への思惑が出れば
・16時00分:独)第3四半期GDP【速報値】
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい。変動のキッカケにも
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。変動のキッカケにも
・19時00分:欧)第3四半期GDP【速報値】
→先に発表されるドイツのもの次第
・22時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・23時00分:米)企業在庫
→2つの時間に4種類の経済指標が発表される。生産者物価指数と小売売上高がメイン。NY連銀製造業景況指数への注目度も高い。まずは、発表直後の変動を狙いたいところ。それ以後は、欧米の株式市場と欧州債務不安次第となりやすい
11月14日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国が連休明けとなる点
▼イタリア国債の入札(14日に5年国債・30億ユーロ)が行われる点
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州の債務問題(ギリシャ主体からイタリアが焦点に)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の国債の動向
▼欧州各国の国債の動向
▼日本政府&日銀による為替介入への警戒感
▼米国の主要企業の決算発表(株式市場に影響を与えやすい)
▼金や原油などの商品市場の動向
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11月15日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・15日のゴトオ日 ・ASEAN経済相会議・外相会議(15日・16日開催) ・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート、デル、ホーム・デポ、他 |
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09:30 | 豪)RBA議事録(11月1日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
× | - | -1.5% | |||||||||||
- | +1.3% | |||||||||||||
15:30 |
仏)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | +0.4% | ±0.0% | ||||||||||
+1.6% | +1.7% | |||||||||||||
16:00 |
独)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.1% | ||||||||||
+2.5% | +2.7% | |||||||||||||
16:45 | 仏)第3四半期非農業部門雇用者【速報値】 | △ | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.6% | ||||||||||
+5.1% | +5.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.2% | +3.3% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | +0.8% | |||||||||||
+5.5% | +5.6% | |||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | -52.5 | -48.3 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | -55.3 | -51.2 | |||||||||||
欧)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
+1.4% | +1.6% | |||||||||||||
欧)貿易収支 | × | +20億 | -34億 | |||||||||||
22:00 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
欧)プラートECB理事の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
22:30 | 加)製造業出荷 | × | +1.3% | +1.4% | ||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | -0.1% | +0.8% | |||||||||||
+6.3% | +6.9% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
+2.8% | +2.5% | |||||||||||||
米)小売売上高 | AA | +0.3% | +1.1% | |||||||||||
↑・小売上高【除自動車】 | +0.2% | +0.6% | ||||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | -2.00 | -8.48 | |||||||||||
米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
24:00 | 米)企業在庫 | B | +0.1% | +0.5% | ||||||||||
24:05 | 米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
25:00 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:30 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
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ショート
ZEWやGDPの発表後の変動狙い(発表後の反応に臨機応変)&欧米の株式市場の動向での流れ狙い(基本的に、株価が軟調でショート、堅調でロング)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)