11月22日(火)■『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、『米・第3四半期GDP【改定値】の発表』と『FOMC議事録の公表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、『米・第3四半期GDP【改定値】の発表』と『FOMC議事録の公表』にあり。

米国の経済指標は、
・米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・加)小売売上高＆【除自動車】
・豪)景気先行指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・NZ)第4四半期RBNZインフレ期待
・米)FOMC議事録(11月1日・2日開催分）
・スペイン短期国債入札
・米国の主要企業の決算発表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ点
・23日が米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となる点
・24日が米国で感謝祭となる点(大型連休入り、市場参加者減少)
・欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府＆日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

本日は、FOMC議事録(11月1日・2日開催分）の公表が行われる。
また、明日に米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となるほか、24日には米国の感謝祭を控える。

米国の経済指標は、第3四半期GDP【改定値】/個人消費がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
主要企業の決算発表は株式市場に、長期国債の入札は長期金利に影響を与えやすい。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

週明けの昨日の金融市場は、欧州の債務問題への懸念や欧米の株式市場の大幅下落で、リスク回避の流れが加速した。
為替相場は、リスク回避の流れで、ドル買い・資源国通貨＆欧州通貨売りの流れになっている。

本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での金融市場の方向性に注視。
特に、イタリア国債やスペイン国債の利回りや欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
本日に米国の第3四半期GDP【改定値】/個人消費やFOMC議事録(11月1日・2日開催分）の公表が行われるほか、明日には米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限、24日に米国の感謝祭などが控える点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・11時00分：NZ)第4四半期RBNZインフレ期待
→景気先行きや今後の金融政策への思惑が噴出すれば、大きな変動のキッカケになりやすい

・22時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響はカナリ大きい

・22時30分：米)第3四半期GDP【改定値】/個人消費
→FOMC議事録公表を後に控えるが、米国の経済指標はこれがメイン。改定値だが、注目度も影響度もカナリ大きい。同時に株式市場の動向にも注意したい

・28時00分：米)FOMC議事録(11月1日・2日開催分）
→内容次第も、注目度も影響度もカナリ高く、大きな変動のキッカケになりやすい

・翌8時00分：豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響はなかなか


11月21日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼24日が米国で感謝祭となる点(大型連休入り、市場参加者減少)
▼FOMC議事録（11月1日・2日開催分）の公表
▼23日が米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となる点
▼欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
▼欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本政府＆日銀による為替介入への警戒感
▼米国の国債の動向(今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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11月22日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・スペイン短期国債入札 ・米国の主要企業の決算発表 ・23日が米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限
10:00		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
11:00		NZ)第4四半期RBNZインフレ期待	○	-	+2.9%
16:00		ス)貿易収支	×	-	+18.5億 (+19.1億)
17:00		欧)アルムニア欧州委員の発言	△	要人発言
18:30		英)公共部門ネット負債	○	+38億	+114億
19:30		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
		英)マイルズMPC委員の発言	△	要人発言
22:30		加)小売売上高	◎	+0.5%	+0.5%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.4%	+0.4%
		米)第3四半期GDP【改定値】	S	+2.5%	+2.5%
		↑・個人消費【改定値】		+2.4%	+2.4%
		↑・GDPデフレーター【改定値】		+2.5%	+2.5%
		↑・コアPCEデフレーター【改定値】		+2.1%	+2.1%
23:00		欧)バルニエ欧州委員の発言	△	要人発言
24:00		欧)消費者信頼感【速報値】	×	-21.0	-19.9
		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	-2	-6
26:30		独)ショイブレ独財務相の発言	△	要人発言
27:00		米)5年国債入札	BB	350億ドル
		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁の発言	BB	要人発言
28:00		米)FOMC議事録(11月1日・2日開催分）	SS	-	-
翌 08:00		豪)景気先行指数	○	-	-0.1%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ショートで回転

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米国の株式市場の動向次第。基本追随で

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