本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、『米国の財政赤字削減計画の提出期限である点』や『明日に米国が休場となる点』にあり。
米国の経済指標は、
・米)週間新規失業保険申請件数
・米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・豪)景気先行指数
・中)HSBC製造業PMI
・独)製造業PMI【速報値】
・独)サービス業PMI【速報値】
・欧)製造業PMI【速報値】
・欧)サービス業PMI【速報値】
・欧)鉱工業受注
翌・NZ)貿易収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・英)BOE議事録(11月9日・10日開催分)
・加)カーニーBOC総裁の発言
・FOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表明けとなる点
・日本が祝日で休場となる点
・米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となる点
・米国の主要企業の決算発表
・週間原油在庫の公表
・米国の長期国債の入札が相次ぐ点
・24日が米国で感謝祭となる点(大型連休入り、市場参加者減少)
・欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
FOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表明けで、BOE議事録(11月9日・10日開催分)の公表日かつ米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限。
また、明日は米国が感謝祭で休場となる。
米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーターへの注目度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
主要企業の決算発表は株式市場に、長期国債の入札は長期金利に影響を与えやすい。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
週明けの金融市場は、欧州の債務問題への懸念や欧米の株式市場の下落で、リスク回避ヨリの流れとなっている。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での金融市場の方向性に注視すべき。
特に、イタリア国債やスペイン国債の利回りや欧米の株式市場の動向に敏感になっている。
その他、本日がFOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表明けであるほか、数多くの注目すべき米国の経済指標が発表され、米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限でもあり、更には明日が米国の感謝祭で休場となる点にも注目。
また、感謝祭と同時にクリスマス休暇となる向きも多く、市場参加者が減少することから、休暇前のポジション調整や薄い商いの中でのチョッピーな変動に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時00分:豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響はまずまず
・11時30分:中)HSBC製造業PMI
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい
・17時28分:独)製造業PMI【速報値】
・17時28分:独)サービス業PMI【速報値】
・17時58分:欧)製造業PMI【速報値】
・17時58分:欧)サービス業PMI【速報値】
→発表でのユーロへの影響はなかなか
・18時30分:英)BOE議事録(11月9日・10日開催分)
→内容次第だが、景気先行きや今後の金融政策への思惑が発生しやすい
・19時00分:欧)鉱工業受注
→発表でのユーロへの影響は限定的も、ユーロ変動のキッカケにはなりやすい
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・23時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→2つの時間に4種類の経済指標。注目度及び影響度の高いものが多く、まずは発表直後の変動を狙いたい。ただ、それ以降は株式市場の動向が為替相場の方向性を左右しやすい。また、米国が連休入りとなる点にも注意
・26時25分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
・翌6時45分:NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
11月21日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼24日が米国で感謝祭となる点(大型連休入り、市場参加者減少)
▼FOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表
▼23日が米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限となる点
▼欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
▼欧州の債務問題(焦点がギリシャからイタリアやスペインに広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本政府&日銀による為替介入への警戒感
▼米国の国債の動向(今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼米国の主要企業の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
【ヒロセ通商】通常5000円+乗り換え2000円に加えて、ザイFX!限定4000円!
11月23日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
|||||||||||
・FOMC議事録(11月1日・2日開催分)の公表明け ・日本が祝日で休場 ・米議会の委員会による財政赤字削減計画の提出期限 ・米国の主要企業の決算発表 ・明日、米国が感謝祭で休場(大型連休入り、市場参加者減少) |
||||||||||||||
08:00 | 豪)景気先行指数 | ○ | - | -0.1% | ||||||||||
08:20 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
11:30 | 中)HSBC製造業PMI | ○ | - | 51.1 | ||||||||||
17:00 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+5.9% | +5.7% | |||||||||||||
17:28 | 独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 48.5 | 49.1 | ||||||||||
独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 50.0 | 50.6 | |||||||||||
17:58 | 欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 46.5 | 47.1 | ||||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 46.0 | 46.4 | |||||||||||
18:30 | 英)BOE議事録(11月9日・10日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
19:00 |
欧)鉱工業受注 [前月比/前年比] |
○ | -2.7% | +1.9% (+2.0%) |
||||||||||
+6.1% | +6.2% | |||||||||||||
22:30 | 米)週間新規失業保険申請件数 | AA | 39.0万件 | 38.8万件 | ||||||||||
米)耐久財受注 | AA | -1.2% | -0.8% (-0.6%) |
|||||||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | ±0.0% | +1.7% (+1.8%) |
||||||||||||
米)個人所得 | A | +0.3% | +0.1% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | +0.6% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +2.7% | +2.9% | ||||||||||||
↑・PCEコアデフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
23:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | S | 64.5 | 64.2 | ||||||||||
24:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | -106万 | ||||||||||
26:25 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)7年国債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)貿易収支 | ○ | -4.50億 | -7.51億 | ||||||||||
|
ショートで回転
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)