1月24日(火)■『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『オバマ大統領による一般教書演説』と『明日にFOMC結果発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への懸念』と『欧米の株式市場の動向』、そして『オバマ大統領による一般教書演説』と『明日にFOMC結果発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・08時00分：豪)景気先行指数
・17時30分：独)製造業PMI【速報値】
・17時30分：独)サービス業PMI【速報値】
・18時00分：欧)製造業PMI【速報値】
・18時00分：欧)サービス業PMI【速報値】
・22時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
・29時00分：英)キングBOE総裁の発言
・中国(22日-28日)と香港(23日・24日・25日)が休場
・EU財務相会合
・オバマ大統領の一般教書演説(日本時間の25日の午前中に実施予定)
・米国の主要企業の決算発表→テキサス・インスツルメンツ、AMD、ベライゾン、アップル、マクドナルド、ヤフーインク、他
・明日に、FOMC結果発表を控える点
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

中国(22日-28日)と香港(23日・24日・25日)が休場。
また、日銀金融政策決定化合結果発表のほか、EU財務相会合やオバマ大統領の一般教書演説(日本時間の25日の午前中に実施予定)が行われる。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表にも注目が集まる。

ここ最近の為替相場は、ずっと欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下している。特に、欧州の債務問題でのユーロの変動が非常に大きい。
先週は、一旦の材料出尽くしからかここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となった。
週明けの昨日の相場も、ユーロが大きく買われた。

本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感。
一旦の材料出尽くしで反発が優勢な流れが続いているが、ここまで長い間続いてきたユーロ売りが再開するのか反発が優勢なままになるのかが重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時00分：豪)景気先行指数
→発表での影響はまずまず

・正午過ぎ：日)BOJ政策金利＆声明発表
・15時30分：日)白川日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりにあるが、影響は限定的か

・17時30分：独)製造業PMI【速報値】
・17時30分：独)サービス業PMI【速報値】
→発表での影響は結構大きい

・18時00分：欧)製造業PMI【速報値】
・18時00分：欧)サービス業PMI【速報値】
→ドイツのもので反応が大きければ、こちらも注意。ユーロ変動のキッカケになりやすい

・22時30分：加)小売売上高＆【除自動車】
→発表での影響はカナリ大きめ

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→欧米の株式市場の動向と、明日にFOMC結果発表を控える点に注目

・29時00分：英)キングBOE総裁の発言
→言及次第も、反応しやすい


1月23日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼FOMC結果発表
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼22日から旧正月となる点(中国などが休場)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼オバマ大統領の一般教書演説

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1月24日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・中国市場休場(22日-28日) ・香港市場休場(23日・24日・25日) ・EU財務相会合 ・オバマ大統領の一般教書演説(日本時間の25日の午前中に実施予定) ・米国の主要企業の決算発表→テキサス・インスツルメンツ、AMD、ベライゾン、アップル、マクドナルド、ヤフーインク、他 ・明日に、FOMC結果発表を控える
08:00		豪)景気先行指数	○	-	+0.6%
		欧)バローゾ欧州委員長の発言		要人発言
正午 過ぎ		日)BOJ政策金利＆声明発表	○	0.10% 据え置き	0.10% 据え置き
15:30		日)白川日銀総裁の記者会見	○	要人発言
17:30		独)製造業PMI【速報値】	◎	49.0	48.4
		独)サービス業PMI【速報値】	◎	52.5	52.4
18:00		欧)製造業PMI【速報値】	◎	47.3	46.9
		欧)サービス業PMI【速報値】	◎	49.0	48.8
18:30		英)公共部門ネット負債	△	+121億	+152億
19:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	△	-2.2%	+1.8%
				-	+1.6%
22:30		加)小売売上高	◎	+0.2%	+1.0%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.2%	+0.7%
23:05		欧)ゴンザレス・パラモECB理事の発言	△	要人発言
24:00		米)リッチモンド連銀製造業指数	C	+6	+3
25:15		ス)ダンシンSNB理事の発言	△	要人発言
27:00		米)2年国債入札	BB	350億ドル
27:30		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
29:00		英)キングBOE総裁の発言	◎	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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基本的には下落再開待ちも、ロンドンとニューヨークそれぞれの流れを重視。金融市場のリスク許容度による方向性に追随

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