本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『欧米の株式市場』、そして『米国の一般教書演説』と『FOMC結果発表&バーナンキFRB議長の記者会見』にあり。
米国の経済指標は、
・24時00分:米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・09時30分:豪)第4四半期消費者物価指数
・18時00分:独)IFO景況指数
・18時30分:英)第4四半期GDP【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・11時00分:米)オバマ大統領の一般教書演説
・17時00分:加)カーニーBOC総裁の発言
・18時30分:英)BOE議事録(1月11日・12日開催分)
・22時15分:欧)ドラギECB総裁の発言
・26時30分:米)FOMC政策金利&声明発表(※年初で金融当局者の予測付き)
・28時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
・翌5時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・五十日要因
・中国(22日-28日)と香港(23日・24日・25日)が休場
・世界経済フォーラム年次総会・ダボス会議(25日-29日)
・米国の主要企業の決算発表→コノコ・フィリップス、ボーイング、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゼロックス、ネットフリックス、他
・米国の原油在庫の公表
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
25日の五十日で、日本時間の午前中にオバマ大統領の一般教書演説が行われる。
その他にも、BOE議事録やFOMC結果発表も予定されている。
米国の経済指標は、中古住宅販売保留がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表にも注目が集まる。
ここ最近の為替相場は、ずっと欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下しており、特に欧州の債務問題でのユーロの変動が大きい。
先週・先々週から、一旦の材料出尽くしからかここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっている。
引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性に注視したい。
為替相場は、欧州債務問題絡みの話題や欧米の株式市場の動向に敏感。
一旦の材料出尽くしで反発が優勢な流れが続いているが、ここまで長い間続いてきたユーロ売りが再開するのか反発が優勢なままになるのかが重要。
本日は特に、金融市場の一大イベントであるFOMC結果発表での影響に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)第4四半期消費者物価指数
→発表での影響はカナリ大きい
・11時00分:米)オバマ大統領の一般教書演説
→未知数
・17時00分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
・18時00分:独)IFO景況指数
→発表での影響は非常に大きい。欧州の経済指標の中でも1、2を争う注目度及び影響度
・18時30分:英)第4四半期GDP【速報値】
→発表での影響は非常に大きい
・18時30分:英)BOE議事録(1月11日・12日開催分)
→内容と今後の金融政策への思惑次第。相場変動のキッカケになり得る
・22時15分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及次第
・24時00分:米)中古住宅販売保留
・26時30分:米)FOMC政策金利&声明発表(※年初で金融当局者の予測付き)
・28時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
→FOMC結果発表がメイン。今回は2012年初のため、金融当局者の予測付きとのこと、米国の今後の金融政策についてどこまで思惑が噴出するかが問題。欧州債務問題が市場の最大のテーマとなっているが、意外とこれが相場変動のキッカケになりそう
・翌5時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→内容と今後の金融政策への思惑次第。相場変動のキッカケになり得る
1月23日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼FOMC結果発表
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ点
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼22日から旧正月となる点(中国などが休場)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼オバマ大統領の一般教書演説
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1月25日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・25日の五十日 ・中国市場休場(22日-28日) ・香港市場休場(23日・24日・25日) ・世界経済フォーラム年次総会・ダボス会議(25日-29日) ・米国の主要企業の決算発表→コノコ・フィリップス、ボーイング、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゼロックス、ネットフリックス、他 |
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08:30 | 豪)ウェストパック先行指数 | × | - | +0.1% | ||||||||||
08:50 | 日)貿易収支(通関ベース) | × | -1700億 | -6847億 (-6876億) |
||||||||||
09:30 |
豪)第4四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.2% | +0.6% | ||||||||||
+3.3% | +3.5% | |||||||||||||
11:00 | 米)オバマ大統領の一般教書演説 | A | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報(基本的見解) | △ | - | - | ||||||||||
17:00 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 107.6 | 107.2 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 116.8 | 116.7 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 99.0 | 98.4 | ||||||||||||
18:30 |
英)第4四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | -0.1% | +0.6% | ||||||||||
+0.8% | +0.5% | |||||||||||||
英)BOE議事録(1月11日・12日開催分) | ◎ | - | - | |||||||||||
20:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | -23 | -23 | ||||||||||
22:15 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
24:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | -1.0% | +7.3% | ||||||||||
- | +6.9% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | C | ±0.0% | -0.2% | |||||||||||
24;30 | 米)週間原油在庫 | BB | +150万 | -344万 | ||||||||||
26:30 |
米)FOMC政策金利&声明発表 (※年初で金融当局者の予測付き) |
SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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27:00 | 米)5年国債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
28:15 | 米)バーナンキFRB議長の記者会見 | SS | 要人発言 | |||||||||||
翌 05:00 |
NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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翌 06:30 |
NZ)企業景況感 | × | - | 45.7 | ||||||||||
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なし
FOMC結果発表での変動に注意。ロンドンとニューヨークそれぞれの流れを重視。金融市場のリスク許容度による方向性に追随
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