最近の為替相場でのユーロのパターンがちょっと変わってきた。アジア時間では調整の売りが出て、ユーロドルやユーロ円は安値攻めをする。そして欧州序盤で少し戻す。欧州債の入札の時間である19時前くらいまでに一服し、そしてニューヨークオープンにかけて一段高する。
ニューヨークの午後からは利食いがメインのユーロ売りに押されてクローズにいたる。時間的なパターンというのは、そのときのファッションに合わせて変わっていくので完璧とはいえないが、ある程度、流れの周期を想定しておかないと、トレンドを取りにいくにしても相場に入りにくいものだ。
昨日はアジア時間がユーロが安かったため安易にユーロドルをショートにしてみたが、欧州序盤であっさりともっていかれてしまった。1回あたりの損失は取り返しのきくものだとは思ってはいても、やはり悔しい。ちょっとやりかたをマイナーチェンジしたい気分もあった。そこでタイミングのパターンを考え直して、それに従って入ってみることにした。
19時前まではちょっとロングにしておく。私が買ったのは1.2955であって、かなり出遅れ感はあるものの、欧州序盤の高値をブレークしてきた直後でもあったので、トレンドフォロー的にも買いやすかった。するとアゲインストをあまり会うことなく1.2980あたりまで上昇。私は負けた後でもあるので、体力回復のためにも、勝ち癖を取り戻すためにも、即効で1.2977で利食いした。ここは値幅の問題ではない。
ニューヨーク勢の参入する夜の22時くらいまでは様子見。その間にユーロドルは1.30台に乗せてきたが、ここは捨ててかかる。もうひと勝負は米国株の始まる22時半からパターンにしたがってユーロドルをロングにしてみることだ。どうも上手くいかない、どうも調子が悪いというときは、あまり自分の思惑を挿入しないで、そうした決めごとを愚直に行うしかない。
そして私は1.3011で再びロングを作った。1.3000を割れたらすぐにでもやめる態勢。こんな高いところのロングは持っていたくないという思いもある。30分ほどキャリーした後、1.3000を触ることもなく、1.3040くらいまで上がってきた。
2回目となるユーロドルのロングポジションも、もうすぐに利食い。高いのだから買い乗せていくべきだろうが、いまは1回1回の勝ちのほうが大事である。眠くもあったので、早起きしてニューヨーククローズから参入することにして、ポジションは利食ってスクエアに戻した。
そして早起きしたが、夜中にユーロドルは1.30の大台を割り込むくらいまで沈んでいたようだ。その後は小動きとなってアジア時間も1.30台の前半で推移していた。再び1.3000を割り込んでくることもあったが、これはパターン通りというべきなのかもしれない。また夕方以降は同じパターンで攻めてみようと。自分の思いはとりあえず置いておいて…。
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