2月7日(火)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州の債務問題への反応』、そして『バーナンキFRB議長の議会証言』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州の債務問題への反応』、そして『バーナンキFRB議長の議会証言』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・20時00分：独)鉱工業生産
・22時30分：加)住宅建設許可
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・12時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
・19時45分：ス)ジョーダンSNB総裁代理の発言
・24時00分：米)バーナンキFRB議長の議会証言【上院予算委員会】
・USB決算発表
・米大統領選、コロラド、ミネソタ、ミズーリ州予備選
・米国の3年国債の入札日(8日に10年債、9日に30年債を予定)
・米国の主要企業の決算発表→コカ・コーラ、ディズニー、他
・9日にECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見を控える点
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・米国の超低金利政策の長期化への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因に注意。


★★★

RBA金融政策結果発表やUSB決算発表が行われる。

本日は、注目に値する米国の経済指標の発表はない。
しかし、バーナンキFRB議長の議会証言が予定されており、注目度が高い。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
その他、米国の主要企業の決算発表は株式市場に、米国の長期国債の入札は長期金利の影響を与えやすい。

ここ数ヶ月の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下し、特に欧州の債務問題でのユーロの変動が大きくなっている。
今年に入ってから、一旦の材料出尽くしからか、ここまで大きく下落してきたユーロの反発が優勢となっているほか、米国の超低金利政策の長期化懸念などでのドル売りヨリの流れとなっている。

本日は、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性には引き続き注視。
年明けから優勢となっているドル売り・ユーロ買いの流れが続くのか、それともユーロの売りが再開するのかが重要。
その他、本日予定されているバーナンキFRB議長の議会証言や9日にECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見を控える点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・12時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→0.25％の利下げがコンセンサス。サプライズがなければ、今後の金融政策への思惑で流れが出来やすい

・19時45分：ス)ジョーダンSNB総裁代理の発言
→言及次第。特に介入関連の発言に注意

・20時00分：独)鉱工業生産
→この指標自体の影響度は限定的だが、欧州タイムでのユーロの変動のキッカケになりやすいか

・22時30分：加)住宅建設許可
→発表での影響はまずまず

・24時00分：米)バーナンキFRB議長の議会証言【上院予算委員会】
→言及次第だが注目度は高い

※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→欧米の株式市場の方向性とユーロの動向に注意したい。ユーロドルはレンジを上抜けるか下抜けるか


2月6日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼米国の超低金利政策の長期化への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに敏感)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、利回りはドルに影響)
▼ECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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2月7日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・USB決算発表 ・米大統領選、コロラド、ミネソタ、ミズーリ州予備選 ・米国の主要企業の決算発表→コカ・コーラ、ディズニー、他
12:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	25bp 利下げ 4.00%	25bp 利下げ 4.25%
14:00		日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数]	×	93.1	90.3
				93.8	93.2
未定		ス)UBS決算発表	○	大手金融決算
16:45		仏)貿易収支	×	-53.50億	-44.12億
18:30		南ア)第4四半期失業率	×	24.8%	25.0%
19:45		ス)ジョーダンSNB総裁代理の発言	○	要人発言
20:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	±0.0%	-0.6%
				-	+3.6%
21:50		加)マックレムBOC副総裁の発言	△	要人発言
22:30		加)住宅建設許可	○	+1.0%	-3.6%
24:00		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	48.6	47.5
		米)バーナンキFRB議長の議会証言 【上院予算委員会】	AA	要人発言
27:00		米)3年国債入札	BB	320億ドル
29:00		米)消費者信用残高	C	+70.00億	+203.74億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

なし

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ロンドン及びニューヨーク市場のそれぞれの動向で臨機応変に。レンジ抜けで追随

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