本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』や『欧米の株式市場の動向』、そして『明日に、ギリシャ国債の償還を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
注目に値するものの発表はない。
経済指標以外では、
・14時00分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
・明日に、ギリシャ国債の償還日(約144億ユーロ)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日米金利差拡大への思惑
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、明日にギリシャ国債の償還を控える。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週に入ってから、ギリシャ債務問題への懸念が燻り続けたことやFOMC結果発表などから、ドル買い・ユーロ売り・円買いヨリの流れが優勢となっていたが、週後半からは逆方向に動いた。
週明けの本日は、引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、米国の超低金利政策の長期化への思惑などでの方向性に注視し、先週末に調整入りしたドル買い・ユーロ売り・円買いヨリの流れが復活するかどうかを見極めたい。
その他、明日にギリシャ国債の償還を控える点にも注意。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・14時00分:豪)スティーブンスRBA総裁の発言
→言及次第
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→週明けの方向性に注目。注目に値する米国の経済指標がないので、恣意的に動かしやすいと。欧米の株式市場の動向での金融市場のリスク許容度の方向性にも注意
3月19日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼20日に、ギリシャ国債の償還日
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼日米金利差拡大への思惑
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
▼米国の国債の動向(国債利回り≒米長期金利の動向がドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算
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3月19日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→アドビ・システムズ、他 ・明日に、ギリシャ国債の償還日(約144億ユーロ) |
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14:00 | 豪)スティーブンスRBA総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 南ア)第4四半期経常収支 | × | -1320億 | -1146億 | ||||||||||
18:00 | 欧)経常収支 | × | - | +20億 | ||||||||||
19:00 |
欧)建設支出 [前月比/前年比] |
× | - | +0.3% | ||||||||||
- | +7.8% | |||||||||||||
21:30 | 加)卸売売上高 | × | +0.4% | +0.9% | ||||||||||
21:35 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 30 | 29 | ||||||||||
翌 08:00 |
豪)景気先行指数 | × | - | +0.2% | ||||||||||
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様子見
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