3月20日(火)■『欧州の債務問題への反応』や『欧米の株式市場の動向』、そして『ギリシャ国債の償還日である点』や『米国の経済指標の発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への反応』や『欧米の株式市場の動向』、そして『ギリシャ国債の償還日である点』や『米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
が大きな注目が集まる。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・18時30分：英)小売物価指数＆【コア】
・翌6時45分：NZ)第4四半期経常収支
が大きな注目が集まる。

経済指標以外では、
・09時30分：豪)RBA議事録(3月6日分)
・12時30分：豪)エディRBA総裁補佐の発言
・25時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
・五十日要因
・東京市場休場
・ギリシャ国債の償還日(約144億ユーロ)
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・日米金利差拡大への思惑
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

20日の五十日で、日本が祝日で東京市場が休場。

米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週に入ってから、ギリシャ債務問題への懸念が燻り続けたことやFOMC結果発表などから、ドル買い・ユーロ売り・円買いヨリの流れが優勢となっていたが、週後半からは逆方向に動いた。
週明けの昨日の為替相場は、ユーロ買いが優勢となっている。

本日は、引き続き、欧州債務問題と金融市場のリスク許容度、米国の超低金利政策の長期化への思惑などでの方向性に注視したい。
その他、ギリシャ国債の償還日である点や米・住宅着工件数/建設許可件数の発表に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)RBA議事録(3月6日分)
→内容次第も、今後の金融政策や景気先行きへの思惑で、大きな流れのキッカケになりやすい

・12時30分：豪)エディRBA総裁補佐の発言
→言及次第

・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
・18時30分：英)小売物価指数＆【コア】
→CPIがメイン。発表での影響は非常に大きい

・21時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
・25時45分：米)バーナンキFRB議長の発言
→2つの時間に、経済指標と要人発言。まずは、住宅系指標の発表での変動に注視したい。その他、欧米の株式市場の動向や欧州債務問題での方向性にも

・翌6時45分：NZ)第4四半期経常収支
→発表での影響は非常に大きい


3月19日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼20日に、ギリシャ国債の償還日
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼日米金利差拡大への思惑
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和実施観測)への思惑
▼米国の国債の動向(国債利回り≒米長期金利の動向がドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りに敏感)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算

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3月20日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・20日の五十日 ・日本が祝日で休場(秋分の日) ・ギリシャ国債の償還日(約144億ユーロ) ・米国の主要企業の決算発表→オラクル、ティファニー、他
08:00		豪)景気先行指数	×	-	+0.2%
09:30		豪)RBA議事録(3月6日分)	◎	-	-
12:30		豪)エディRBA総裁補佐の発言	○	要人発言
16:00		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.5%	+0.6%
				+3.2%	+3.4%
17:15		ス)第4四半期鉱工業生産 [前期比/前年比]	×	+2.6%	-1.4%
				-2.0%	-1.4%
18:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.4%	-0.5%
				+3.3%	+3.6%
		↑・消費者物価指数【コア】		+2.3%	+2.6%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	○	+0.6%	-0.6%
				+3.3%	+3.9%
		↑・小売物価指数【コア】		+3.6%	+4.0%
20:00		英)CBI製造業受注指数	△	-5	-3
21:30		米)住宅着工件数	AA	70.0万件	69.9万件
		↑・建設許可件数		68.6万件	67.6万件 (68.2万件)
23:00		米)ガイトナー財務長官の発言	B	要人発言
		欧)ブラートECB理事の発言	△	要人発言
		独)バイトマン独連銀総裁の発言	△	要人発言
25:45		米)バーナンキFRB議長の発言	A	要人発言
27:00		英)デールBOE理事の発言	△	要人発言
翌 06:30		米)コチャラコタ：ミネアポリス連銀総裁 の発言	B	要人発言
翌 06:45		NZ)第4四半期経常収支	◎	-28.00億	-45.99億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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