本日の為替相場の焦点は、『フランス大統領選やギリシャ総選挙明けでの反応』と『欧州不安』、そして『米・雇用統計明けでの影響』や『金融市場のリスク許容度』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・10時30分:豪)小売売上高&第1半期小売売上高
・16時15分:ス)消費者物価指数
・21時30分:加)住宅建設許可
が注目に値する。
経済指標以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録(4月9日・10日開催分)
・英国が休場
・米国の雇用統計発表明け
・日本がGWの連休明け
・フランス大統領選明け(サルコジ敗北、オランド勝利で政権交代)
・ギリシャ総選挙明け(与党過半数達せず、野党躍進)
・米国の主要企業の決算発表→シスコ、エレクトロニック・アーツ、バークシャー・ハサウェー、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
米国の雇用統計発表明けの週明け月曜日で、日本はGWの連休明け&英国が祝日で休場。
また、フランス大統領選明けであり、ギリシャ総選挙明けでもあり、BOJ議事録(4月9日・10日開催分)が行われる。
フランス大統領選は、サルコジ敗北でオランドが勝利し政権交代となった他、ギリシャ総選挙では野党が躍進して与党が過半数に達しなかった。
注目度の高い米国の経済指標の発表は、ない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週末に米国の雇用統計が市場予想よりも弱い結果となり、ドル売りとリスク回避の流れが強まった。
今週の為替相場は、昨日行われたフランス大統領選やギリシャ総選挙の結果を受けて、ユーロ売り方向に大きく窓を空けて始まっている。
週明けの本日は、為替相場の窓空けの要因であるフランス大統領選やギリシャ総選挙明けでの影響に注視しつつ、米国の雇用統計発表明けでの影響も見極めたい。
その上で、欧州不安(債務問題もその他諸々も)や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場主導)での方向性にも引き続き注視すべき。
その他、日本がGWの連休明けや英国が祝日で休場となる点も重要となる可能性もある。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)BOJ議事録(4月9日・10日開催分)
→内容次第。今後の金融政策への思惑次第
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での影響はまずまず
・10時30分:豪)小売売上高&第1半期小売売上高
→発表での影響は非常に大きい
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表での影響はまずまず
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表での影響はまずまず
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→株式市場の方向性に注意
5月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明け
▼日本がGWの連休明け
▼フランス大統領選挙決選投票明け
▼ギリシャ総選挙明け
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響を与えやすい)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の大手金融機関の決算発表
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5月7日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英国が祝日で休場(アーリー・メイ・バンク・ホリデー) ・米国の雇用統計発表明け ・日本がGWの連休明け ・フランス大統領選明け(サルコジ敗北、オランド勝利で政権交代) ・ギリシャ総選挙明け(与党過半数達せず、野党躍進) ・米国の主要企業の決算発表→シスコ、エレクトロニック・アーツ、バークシャー・ハサウェー、他 |
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08:50 | 日)BOJ議事録(4月9日・10日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
10:30 | 豪)住宅建設許可件数[前月比/前年比] | ○ | +3.0% | -7.8% | ||||||||||
-18.0% | -15.2% | |||||||||||||
豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +4 | |||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +3 | ||||||||||||
豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | +1.0% | |||||||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
↑・第1半期小売売上高 | +0.4% | +0.4% | ||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.1% | 3.2% | ||||||||||
16:15 | ス)消費者物価指数[前月比/前年比] | ○ | +0.2% | +0.6% | ||||||||||
-0.9% | -1.0% | |||||||||||||
19:00 | 独)製造業受注[前月比/前年比] | △ | +0.5% | +0.3% | ||||||||||
-2.8% | -6.1% | |||||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -1.5% | +7.5% | ||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +96.50億 | +87.35億 | ||||||||||
翌 06:30 |
加)ムラリーBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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リスク回避の流れが継続・加速で、ショートで追随
欧州不安&リスク回避の流れが継続・加速で、ショートで追随
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