本日の為替相場の焦点は、『欧州債務懸念でのユーロ売り』と『リスク回避の流れ』、そして『米国の経済指標の発表』と『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
・10時30分:豪)第1四半期民間設備投資
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・14時45分:ス)第1四半期GDP
・15時00分:独)小売売上高
・16時55分:独)失業率&失業者数
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)第1四半期経常収支
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
・月末要因(本日が、5月の月末での最後の営業日)
・欧州の大手金融機関の決算発表→アルファ銀行
・米国の中長期国債の大量償還日
・アイルランドでEU新財政協定参加の国民投票を実施
・米国の週間原油在庫の公表
・明日に、米国の雇用統計の発表を控える
・欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・米国の追加金融緩和観測や日米金利差拡大への思惑(米長期金利やドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
5月の月末での最後の営業日。
米国の中長期国債の大量償還日であり、アイルランドでEU新財政協定参加の国民投票が行われる。
また、明日に米国の雇用統計の発表を控える。
米国の経済指標は、ADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数、第1四半期GDP【改定値】/個人消費がメイン。
その他、シカゴ購買部協会景気指数への注目度も高い。
先週の為替相場は、欧州債務懸念や政局不安でのユーロ売りと欧米の株式市場の軟調さなどによるリスク回避の流れが優勢となった。
今週の為替相場は、ユーロの買い戻しで窓空けスタートとなったが、その後はユーロ売りが再開・加速している。
本日は、引き続き欧州債務懸念や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注視したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日に米国の雇用統計の発表を控える点、月末要因にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
→発表での影響はまずまず
・10時30分:豪)第1四半期民間設備投資
→発表での影響はなかなか
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での影響はカナリ大きい
・14時45分:ス)第1四半期GDP
→発表での影響はカナリ大きい
・15時00分:独)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・16時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
→言及次第
・16時55分:独)失業率&失業者数
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響はカナリ大きい。金融政策への思惑が噴出でおおきな反応にも
・21時30分:加)第1四半期経常収支
→発表での影響はまずまず
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第1四半期GDP【改定値】/個人消費
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
→3つの時間に4種類の経済指標。どれも注目度が高く、まずは発表での反応に注視。その後は欧州債務懸念でのユーロ売りや欧米の株価主導でのリスク回避の流れに
5月28日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国が28日(月)に祝日で連休となる
▼週末に、米国の雇用統計が発表される
▼5月・月末&6月・月初め要因
▼欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の雇用統計が焦点)
▼欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和観測や日米金利差拡大への思惑(米長期金利やドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼EU欧州委員会やアイルランドでEU新財政協定参加の国民投票が行われる
▼31日が、米国の中長期国債の大量償還日となる
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5月31日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・5月の月末での最後の営業日 ・外国為替平衡操作の実施状況(4月26日~5月29日) ・欧州の大手金融機関の決算発表→アルファ銀行 ・米国の中長期国債の大量償還日 ・アイルランドでEU新財政協定参加の国民投票 ・明日に、米国の雇用統計の発表を控える |
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08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -32 | -31 | ||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | +1.3% | ||||||||||
+13.7% | +14.2% | |||||||||||||
10:00 | NZ)NBNZ企業景況感 | × | - | +35.8 | ||||||||||
10:30 | 豪)第1四半期民間設備投資 | ○ | +4.0% | -0.3% | ||||||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | +7.4% | |||||||||||
-13.8% | -15.0% | |||||||||||||
12:00 | NZ)マネーサプライM3 | × | - | +5.0% | ||||||||||
14:45 |
ス)第1四半期GDP [前期比/前年比] |
◎ | ±0.0% | +0.1% | ||||||||||
+0.7% | +1.3% | |||||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.8% (+1.6%) |
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+0.3% | +2.3% | |||||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | -0.2% | |||||||||||
-1.1% | -0.9% | |||||||||||||
16:00 | 欧)ドラギECB総裁の議会証言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.8% | 6.8% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.7万人 | +1.9万人 | ||||||||||||
17:00 | ス)ダンシンSNB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +2.5% | +2.6% | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | -0.1% | ||||||||||
+6.9% | +7.2% | |||||||||||||
20:30 | 米)チャレンジャー人員削減数 | C | - | +11.2% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | △ | -50億 | -55億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | △ | - | -114.8億 | |||||||||||
米)ピアナルト:クリーブランド連銀総裁の 発言 |
B | 要人発言 | ||||||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +15.0万人 | +11.9万人 | ||||||||||
21:30 | 加)第1四半期経常収支 | ○ | -109億 | -103億 | ||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 37.0万件 | |||||||||||
米)第1四半期GDP【改定値】 | S | +1.9% | +2.2% | |||||||||||
↑・個人消費【改定値】 | +2.9% | +2.9% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【改定値】 | +1.5% | +1.5% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【改定値】 | +2.1% | +2.1% | ||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 56.8 | 56.2 | ||||||||||
24:00 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +88.3万 | ||||||||||
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下落が継続・加速で、ショートで追随
下落が継続・加速で、ショートで追随
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