本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)』、そして『米国の追加金融緩和観測』や『17日にギリシャ議会選挙を控える点』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外では、
・26時45分:加)カーニーBOC総裁の発言
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
・米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・日本政府・日銀によるドル買い介入への思惑
・日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・17日にギリシャ議会選挙を控える(5月6日実施の再選挙)
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の長期国債の入札状況は、米国の国債や長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、先々週末から引き続いてドル円以外のドルストレートにおけるドル売りと欧州通貨や資源国通貨の買い戻し、そしてドル円の上昇が優勢となった。週末には再度リスク回避方向に向かう場面もみられたが、米国の株式市場が上昇したことで戻された。
本日は、引き続き欧州債務問題への思惑や金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性に注視したい。
その他、米国の追加金融緩和観測や17日にギリシャ議会選挙を控える(5月6日実施の再選挙)点にも注目。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・26時45分:加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
6月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼17日にギリシャ議会選挙を控える(5月6日実施の再選挙)
▼RBNZ、BOJ、SNBの金融政策の結果発表
▼米国の長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
▼欧州債務懸念や政局不安(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本政府・日銀によるドル買い介入への思惑
▼日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向
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6月11日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・オーストラリアが祝日で休場 |
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07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | - | +1.2% | ||||||||||
08:50 | 日)第2四半期景況判断BSI[全産業] | × | - | -2.7 | ||||||||||
↑・景況判断BSI[大企業製造業] | - | -7.3 | ||||||||||||
日)マネーストックM2 | × | +2.5% | +2.6% | |||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 39.8 | 40.0 | ||||||||||
15:00 | 日)工作機械受注 | × | - | +0.4% | ||||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | ||||||||||
25:00 | 米)ロックハート:アトランタ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
26:45 | 加)カーニーBOC総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:00 |
米)ピアナルト:クリーブランド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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様子見
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