本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そしてや『米国の量的緩和第3弾見送りでのドル買い』や『ECBの利下げ観測台頭でのユーロ売り』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・17時00分:独)IFO景況指数
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週末要因
・中国市場休場
・EU財務相会合
・独仏伊西首脳会議
・欧州不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本政府・日銀によるドル買い介入への思惑
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
本日は、週末金曜日でEU財務相会合と独仏伊西首脳会議が行われる。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、週明けから欧州債務懸念の緩和でのユーロ買い戻しや欧米の株式市場の上昇でのリスク選好の流れが優勢となった。
その後は、水曜日のFOMC絡みのイベントへの思惑や結果で大きめに上下した後、昨日の相場では日本の政局不安での円売りや米国の量的緩和第3弾見送りでのドル買い、ECBの利下げ観測台頭でのユーロ売り、欧米の株式市場の下落でのリスク回避の流れで、ドル円が大きく上昇し、ユーロドルが大きく下落した。
本日は、引き続き欧州不安や欧州債務問題への思惑と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の追加金融緩和への思惑での方向性が重要。
その他、週末要因やEU財務相会合及び独仏伊西首脳会議などのイベントにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表での影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
6月18日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼ギリシャ再選挙&ユーロ圏財務相電話会合明けでの反応
▼FOMC結果発表(政策金利&声明&経済・金利見通し&FRB議長の記者会見)
▼G20首脳会議・ユーロ圏財務相会合・EU財務相会合・独仏伊西首脳会議など
▼欧州不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑や米長期金利、ドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の追加金融緩和観測(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼日本政府・日銀によるドル買い介入への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
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6月22日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・中国市場休場 ・EU財務相会合 ・独仏伊西首脳会議 |
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17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 105.6 | 106.9 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 112.0 | 113.3 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 99.8 | 100.9 | ||||||||||||
21:30 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.4% | ||||||||||
+1.5% | +2.0% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.3% | +0.4% | ||||||||||||
+1.9% | +2.1% | |||||||||||||
25:30 | 米)ピアナルト:クリーブランド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | ||||||||||
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上昇継続&加速時の追随ロング狙い
下落継続&加速時の追随ショート狙い
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