本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そしてや『ドル買いヨリの流れ』や『米・新築住宅販売件数の発表』にあり。
米国の経済指標は、
・23時00分:米)新築住宅販売件数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標以外では、
・週明け要因&五十日要因
・EU外相理事会
・米国の追加金融緩和への思惑(先週のFOMCで量的緩和第3弾が見送り)
・欧州不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
・来週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で25日の五十日。
米国の経済指標の発表は、新築住宅販売件数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週のの為替相場は、週明けから欧州債務懸念の緩和でのユーロ買い戻しや欧米の株式市場の上昇でのリスク選好の流れが優勢となった。
その後は、水曜日のFOMC絡みのイベントへの思惑や結果で大きめに上下した後、昨日の相場では日本の政局不安での円売りや米国の量的緩和第3弾見送りでのドル買い、ECBの利下げ観測台頭でのユーロ売り、欧米の株式市場の下落でのリスク回避の流れで、ドル円が大きく上昇し、ユーロドルが大きく下落した。
週明け・五十日の本日は、引き続き欧州不安や欧州債務問題への思惑と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の追加金融緩和への思惑での方向性が重要。
その他、欧州各国の国債の動向や週明け要因・五十日要因、米・新築住宅販売件数などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→本日の米国の経済指標はこれがメイン。注目度も影響度も高いが、それよりも先週末に加速しかけた流れが加速するのか、またレンジに戻るのかどうかが重要
6月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の追加金融緩和策への思惑(先週のFOMCで量的緩和第3弾が見送り)
▼欧州不安や欧州債務問題への思惑(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、日米金利差など)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼来週末(7/6)に、米国の雇用統計の発表を控える点
▼6月・月末要因
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6月25日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・25日の五十日 ・EU外相理事会 |
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15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | △ | +5.6 | +5.7 | ||||||||||
21:30 | 米)シカゴ連銀全米活動指数 | C | -0.40 | +0.11 | ||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | AA | 34.6万件 | 34.3万件 | ||||||||||
23:30 | 米)ダラス連銀製造業活動 | C | -1.0 | -5.1 | ||||||||||
25:00 | 欧)アスムセンECB専務理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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上昇継続&加速時の追随ロング狙い
下落継続&加速時の追随ショート狙い
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