本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への警戒感』と『金融市場のリスク許容度』、そして『米国の追加金融緩和期待』や『週末要因&ポジション調整』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・10時30分:豪)第2四半期輸入物価指数
・17時30分:英)公共部門ネット負債
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週末要因
・五十日要因
・米国の主要企業の決算発表→GM、ゼロックス、ベーカー・ヒューズ、アルトリア、シェルンベルジェ、他
・欧州債務問題への警戒感(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で、20日の五十日。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、欧州債務問題への警戒感は継続しているものの、欧米の株式市場の反発・上昇でリスク選好ヨリの流れとなっていることや米国の追加金融緩和期待が台頭している事からドル売り・欧州通貨&資源国通貨買い・円買いの流れが優勢となっている。
本日は、引き続き欧州債務問題への警戒感(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の追加金融緩和期待での方向性が焦点。
その他、週末要因やポジション調整にも大きな注目が集まる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)第2四半期輸入物価指数
→発表での影響はなかなか
・17時30分:英)公共部門ネット負債
→発表での影響はなかなか
・21時30分:加)消費者物価指数&【コア】
→発表での影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
7月16日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼バーナンキFRB議長の半期に一度の金融政策報告と議会証言(17日・18日)が行われる
▼ベージュブック(米地区連銀経済報告)が公表される
▼米国の大手金融機関の決算発表が本格化
▼欧州債務問題への警戒感(燻り続ける)
▼欧州各国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼米国の長期金利の動向(国債の入札状況や利回りと連動、日米金利差への思惑)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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7月20日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・20日の五十日 ・米国の主要企業の決算発表→GM、ゼロックス、ベーカー・ヒューズ、アルトリア、シェルンベルジェ、他 |
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10:30 | 豪)第2四半期輸入物価指数 | ○ | +1.5% | -1.2% | ||||||||||
↑・第2四半期輸出物価指数 | △ | ±0.0% | -7.0% | |||||||||||
15:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.3% | ||||||||||
+1.8% | +2.1% | |||||||||||||
17:30 | 英)公共部門ネット負債 | ○ | +112億 | +156億 | ||||||||||
21:30 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.2% | -0.1% | ||||||||||
+1.7% | +1.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
-0.1% | +0.2% | ||||||||||||
+2.3% | +1.8% | |||||||||||||
- | 米)経済指標の発表はなし | - | - | - | ||||||||||
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様子見
現状レンジ推移のため基本様子見だが、欧米の株式市場が下落し、ユーロの下落が加速する場面があればショートで追随したい
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