8月8日(水)■『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)住宅ローン貸出
・19時00分：独)鉱工業生産
・翌7時45分：NZ)第2四半期失業率＆就業者数増減
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・18時30分：英)BOE四半期インフレ報告
・19時20分：加)カーニーBOC総裁の発言
・欧州の大手金融機関の決算発表→INGグループ
・米国の週間原油在庫の公表
・今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、ラルフローレン、他
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州各国の国債の動向(今週も入札が相次ぐ、入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

BOE四半期インフレ報告とカーニーBOC総裁の発言が行われる。

米国の経済指標は、第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次いでいる米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、米国の雇用統計の発表で、リスク選好の流れが加速した。
今週の為替相場は、上下に大きめに振れるが明確な方向性はない状態。

本日は、、引き続き欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)での方向性が重要。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・10時30分：豪)住宅ローン貸出
→発表での影響はまずまず

・18時30分：英)BOE四半期インフレ報告
→発表での影響は非常に大きい。今後の金融政策への思惑が噴出しやすい

・19時00分：独)鉱工業生産
→発表での影響はまずまず

・19時20分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第

・21時30分：米)第2四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
→注目に値する米国の経済指標はこれのみ。注目度や影響度はまずまず

・翌7時45分：NZ)第2四半期失業率＆就業者数増減
→発表での影響は非常に大きい


8月6日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼FOMC結果発表(8/1)明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表(8/2)明けでの影響
▼米国の雇用統計発表(8/3)明けでの影響
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の長期金利の動向(今週長期国債の入札が相次ぐ、ドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼金や原油などの商品市場の動向
▼ロンドンオリンピックが開催中(7月27日～8月12日)

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8月8日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・ロンドンオリンピック開催(7月27日～8月12日) ・欧州の大手金融機関の決算発表→INGグループ ・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、ラルフローレン、他
08:50		日)経常収支	×	+4154億	+2151億
		日)貿易収支	△	+1149億	-8482億
10:30		豪)住宅ローン貸出	○	+2.0%	-1.2%
13:30		日)企業倒産件数	×	-	-16.3%
14:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	43.2	43.8
				44.0	45.7
15:00		独)経常収支	×	+119億	+90億
		独)貿易収支	×	+146億	+153億
18:30		英)BOE四半期インフレ報告	◎	-	-
19:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-0.8%	+1.6%
				+0.3%	±0.0%
19:20		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
20:00		南ア)製造業生産高 [前月比/前年比]	×	+0.4%	+2.7%
				+3.0%	+4.2%
		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+0.2%
21:30		米)第2四半期非農業部門労働生産性 【速報値】	A	+1.4%	-0.9%
		↑・単位労働費用【速報値】		+0.5%	+1.3%
23:30		米)週間原油在庫	BB	-155万	-652.2万
26:00		米)10年債入札	BB	240億ドル
翌 07:45		NZ)第2四半期失業率	◎	6.5%	6.7%
		↑・就業者数増減		+0.4%	+0.4%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

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