ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

自公300議席の観測で円安進む、
私も注意しつつ円売り態勢

2012年12月14日(金)16:26公開 (2012年12月14日(金)16:26更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 昨日はアジア時間にドル円は高値をトライして、83.60台での滞在時間が長かった。高値圏にいるのだから、そこは買い圧力が最大になっているステージとも言える。ほんの数ポイントしか動かない中でも、そうした圧力が感じられるところだ。もちろん次に続く欧州勢のフォローも期待されての高値張り付きなのだが、昨日の欧州時間ではこれまで続いてきたリスクテークの調整の場と化したようである。

 私もそれまではドル円で何度も買ってみたりしたが、2ポイントほどしか取れない。これはリスクを取るだけ無駄であると思い直し、もうちょっとレベルが変わってから、もしくは動きにダイナミックさを取り戻してから手を出そうと思った。欧州市場ではドル円もユーロドルも下げ傾向。とくに材料はなかったのだが、それまでの積み上がってきた円ショートのポジションの解消がメインだったようだ。

 とくにいくつかのオプションブックからのクロス円ベースの売りも出てきたらしい。こうなるとドル円、ユーロ円がどこまで押すのかが問題となる。押し目がハッキリしたら、それをバックにロングにする人が増えてくるだろうからだ。ニューヨークオープンまでにドル円は83.25あたりまでしか下がらず、83円台割れを喫するような大きな売りものには出会わなかった。ユーロ円も108円台のミドルまでで、前日に私が売ったり買ったりしたポイントである。

 欧州時間でのそれぞれの通貨ペアのボトムがわかったといっても、なかなかユーロ円などは買ってはいけない。すでに108円台の後半というだけでも、ものすごく高く感じてしまうからだ。ストップ注文を置くにしても、かなりのロスカット幅を想定しなくてはいけないだろう。手を出しやすいのはドル円だろうか。これで米国市場の株価が上がっていくようであれば、それに乗って買うことは比較的に容易なのだが…。

 アメリカの経済指標はいろいろ出てきたが、結果がマチマチだったので直接マーケットに影響を与えるものではなかった。ただグローベックスでの米国株が強ぶくんできたので、それを理由にドル円を買ってみることにした。83.43だった。欧州時間の安値を意識して83.20でいちおうストップ注文を置いておく。25ポイントのリスクを取っているのだが、リスク幅とイーブンでもドル円は昼間の高値である83.66を越えてくるまでは利食えないことになる。まあ明日のアジア時間まで持っていれば、また選挙期待でさらなる円売りにさらされるかもしれない。

 私は翌朝は早めに出かける用事があったので、早めに寝た。朝になって調べると、ドル円は堅調ではあったが、アジア時間の高値は追いぬいていない。ニューヨーク時間の午後はほとんど83.50-60での狭いレンジだった。そこでとりあえず投げ売りのストップ注文を83.45まで上げておいた。

 午前中は動けなかったが、どうやら仲値決めを過ぎても円売りの力は衰えることはなく、83.90あたりまで上昇したようだ。ここまでくれば今年の最高値である84.17まではもう少しだ。そこまで選挙前に到達できるかどうかが、今晩にかけての課題となろう。私はそのポイントを抜けたらまた買えばいいやということで、とりあえず83.89で利食い売りして次の押し目を待っている。

 今朝に出た日銀短観も悪いとはされていたものの、その事前予想よりも悪かった。それでも堅調な中国株や円安の進行といったものを好材料とし、日本株は高値追いの姿勢。これも選挙後を見据えた動きになっているのかもしれない。しかし選挙では期待するものの、選挙直後の月曜日の早い時間につけるのがリスクオンの先っぽだったということはよくあることだ。

 2009年の衆院選のときも、日経先物は早朝に10770円をつけて、それからしばらくは振るわなかったことを思い出す。それゆえ今晩はポジションを持ち越したくはないところである。ニューヨーク時間の午後に再び円売りの動きが強まっても、ついて行かないことにしようと思う。後は選挙明けを待つ。それでポジションを作っても遅くはないはずだ。


日本時間 16時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年10月7日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
メキシコペソ比較 ザイ投資戦略メルマガ 田向宏行
メキシコペソ比較 ザイ投資戦略メルマガ 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る