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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

チョッピーな動きの円相場、
アメリカの指標ますます気になる

2013年01月29日(火)17:19公開 (2013年01月29日(火)17:19更新)
持田有紀子

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 昨日のアジア時間では、ドル円が91円ちょうどをはさんでの攻防が続いたが、欧州序盤にかけて売りが優勢となってきた。90.70-80ゾーンなので、下がるには下がっているが、とくに円高というわけでもない。しかし昼間の日本株は91円台からオフしたというだけで大きなリスク回避となって株価は急落。日経先物は朝こそ11000円台に乗せていたのに、そこのレベルから200円以上も急落してきたのだ。ちょっとドル円も買いづらくなってきたのも無理はない。

 問題はどこまでがドル円の下げの限界かどうかということである。下値を探りながらの展開が続く中で、私としてはなんとか91円ちょうどの手前のどこかで売り場を探していた。もちろん安いところを突っ込んで売っていってもいいのだが、ユーロドルやユーロポンドが極めて高い位置にいる。

 そもそもマーケット全体が完全にリスクオフにはなっていない。したがってドル円だけの下げに執拗についていくのがためらわれたのだった。そうなるとどうしても消極的な攻め方にならざるをえないわけだが、戻りをしっかりと待って、そこを売る。このまま下がった場合はあきらめる。そう決めて臨むことにした。

  欧州時間での日経先物は10720円まで下落。アジア時間よりもさらに下押ししている。昼間のうちにドル円の91円台を目をつぶって売っておけばよかった…。そのように残念に思いながらも、アメリカの経済指標の発表前に徐々にドル円は上がってきた。もういちど91円台をトライするのかも。こうなったら良い指標が出ることを期待したいところだ。

 アメリカの耐久財受注はものすごく良かったようだ。この指標はブレが大きいため、あまりマーケットで当てにされてはいない。それでもドル円が上がったのは、やはりちょっとでも押したら買いたくてたまらない人々が多い証拠なのだろう。ドル円は91円台に乗せてきたが、その高いところは捕まえられなかった。90.96で売った。

 欧州時間でつけた安値である89.57あたりが当面の目標になる。とりあえず89.60で利食いの注文を置いておいて、それに見合うように損切りは91.25にした。今年の高値を触れ、そこで損切るのならば十分だろう。翌朝は早いので、早く寝たいなぁ。最長で見ることができても、0時過ぎの住宅予約のデータまでにして、あとはOCO注文にして朝まで出しっぱなしにするしかない。

 ところが耐久財受注とは違って、住宅予約のほうはまったく悪かった。お陰で一瞬、ドル売りの形となり、ドル円も89.70を割り込んできた。私の利食いももうすぐだ、と思ったら、それ以上には下がらない。やはり押し目ではしっかりと買っておきたいという向きの人も多いのだろう。私もあきらめて89.72で買い戻して寝ることにした。

 そして今朝は参戦こそしなかったが、携帯電話で為替レートを見ていると、朝からドル円は下攻めしたようだ。前日の安値は90.57までだったが、そこをも下回ってきた。月曜日のドル円相場は91円台をキープできなかったため、今度は下攻めだという観測もあったのだろう。しかしドル円の売り圧力は仲値決めの頃までしか続かず、それ以降は大きな買いも出てきたりなどして、ランチタイムには91円台にまで戻すなどした。

 私もどっかりとPCの前に座って参戦していたならば、89.45などで売っていたかもしれない。ドル円が急激に戻したことで、日本株も急反発。今年に入って日経先物は高いだけで、値幅は500円しかない。その50円幅の中を円相場の動向に振らされて、実にチョッピーな値動きをしている。その分だけドル円の存在感がいやがおうにも高まってきているのは事実だ。

 さて今晩の経済指標はケースシラーと消費者信頼感指数だ。重要度でいえば、後者のほうが影響大だろう。いま米国株は微妙な位置にいるので、リスクの観点からはとても神経質にならざるをえない状況だ。私としてはリスク回避の動きが強まる瞬間をずっと狙っているのだが、なかなか訪れない。株価上昇だけだとスピードは遅いし、値幅も小さいときて、相場を張るだけの魅力がないのも事実である。

日本時間 17時00分
 


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