ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

97円台にステイし続けるドル円、
今晩はドラギ総裁の会見が気になるところ

2013年05月02日(木)16:11公開 (2013年05月02日(木)16:11更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 昨日のアジア時間でもドル円は97円ちょうど割れを試しにいった。しかし無念。ドル円は97円台の中盤まで押し返されての欧州時間入りとなった。私は97.50あたりから何度も売ってみたりしては5ポイント上で買い戻すということを繰り返し、戻りの高値を探っていた。どこでしっかりしたショートができるのかは終わってみなければわからない。97.80を越えてくるようだと、もうショートメークをやめることになるだろう。

 結局、3回ほど損切りさせられたが、なんとか97.61のショートが残ってニューヨーク市場を迎えることとなった。そもそも欧州市場ではイギリス以外のほとんどの国がメーデーでお休みなので、動きがあるとしてもポジション調整だけだろう。ドル円は結局、この時点までに97.70にはいたらなかった。

 そしてADPの雇用指数に向かってドル安が進んだ。悪いものが出るとわかっているのだろうか。ドル円の下げはそれほどでもなかったが、ユーロドルが急伸。久しぶりの1.32台に乗せてきている。これは早い時間にイギリスの景況感のデータが出て、これが良かったためにポンドが上昇。

 同じく欧州通貨が買われるという形に引きづられたという面もあるだろう。ユーロドル単体的には1.3200のストップロスがトリガ-した。そのままADPの発表となったが、やはり結果は悪かった。ドル円は再び97円ちょうどを目指す。これで3回目だ。そしてユーロドルも1.3245まで急上昇した。

 私はこれだけ留められているのだから、テクニカルポイントとしての97.00を無視できない。97.09で買い注文を置いていたのだが、すぐにダンになった。またドル円が戻してきたら、そこは売り込むつもりだ。そして97.00を割りこんできても、やはり売るつもり。ドル円は97.10-97.30での小さい値幅の動きでスタックしてしまい、FOMC待ちの状態になった。私もひと寝入りして、夜中の3時前に起きよう!

 目を覚ますと、ドル円は同じレベルだったが、ユーロドルが1.31台に戻っていた。米国株も今年の最高値をうかがっていたのに、ややリスク回避に向かっている。FOMCの前後では急激にレートが上下するだろうから、ある程度のスタンスだけは作っておく必要がある。私としては欧州序盤のドル円の戻しがマックスだろうと見ている。その手前まで戻るようなことがあれば、そこは絶好の売り場と考えた。

 しかるに97.70で買い戻しのストップ注文だけを置いておいて、それで発表を待つ。目で追っていけるような速さで97.55とかで売れるのならば、それで売る体勢でもいた。もし目にも止まらないほどドル円が急上昇するならば、ストップ注文はロングメークとなって、それでもよい。

 FOMCでの声明文では、あまり変わった文言は出なかった。追加緩和の余地がありますよ、というような文言もあったが、これは状況によっては緩和終了の時期を早めるというふうにも読める。これでは私のスタンスは買える必要はないと判断し、さっそく売り場探しへ。97.55あたりまで戻したようだが、すぐに沈んだ。

 ドル円の2回目の吹きでなんとか97.48で売れたが、その後の下げといっても20ポイント程度のものだった。私はロスカットのレベルを97.60まで下げて、また寝ることに。そして今日のアジア時間でもドル円は安値攻めをした。しかし97.09まで。

 こうなると97円台の前半では買っておきたいところとなる。私も97.13で買っておいたが、もとからしてブルではないので、10ポイントも取れたらやめてしまう。97円台の中盤まで戻ったら、また売り場探しという格好で進めている。今のところこれはワークしてしまっている。だがアジア時間の高値は97.40近辺なので、より値幅は狭まってきている。

 今晩はECB(欧州中銀)の金利会合が開かれる。すでに0.25%の利下げは完全に織り込まれているので、何の材料にもならないだろう。後はドラギ総裁の会見であるが、量的緩和をやりにくいECBとしては、どのような表現で利下げを正当化するのか。場合によっては利下げ打ち止め感が出るようだと、ユーロ買いを誘ってしまい、ユーロドルは再び1.32台に乗せてくるかもしれない。ともかく要注意である。


日本時間 15時50分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
CFD口座おすすめ比較 トレーディングビュー記事 田向宏行
CFD口座おすすめ比較 トレーディングビュー記事 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る