本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『ドル買いが優勢な流れの行方』、そして『ドル円の100円上抜け後の動向』や『米国の国債市場や長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
・22時15分：米)鉱工業生産
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時00分：独)第1四半期GDP【速報値】
・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
・18時00分：欧)第1四半期GDP【速報値】
・18時30分：英)BOE四半期インフレレポート
・18時30分：英)キングBOE総裁の発言
に注目が集まる。
これら以外では、
・五十日要因
・米国の週間原油在庫の公表
・大量の米国の中長期国債の利払い償還日
・米国の主要企業の決算発表→シスコシステムズ、メーシーズ、その他
・ドル円の100円上抜け後の動向
・ドル買いが優勢な流れの行方
・主要な株式市場の動向(主要国の株式市場が軒並み上昇中)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・米国の国債市場や長期金利の動向
・日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
・欧州債務問題への思惑
・キプロス問題での影響
・日本の国債市場の動向
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金や原油などの商品市場の動向
などの要因も重要。
★★★
15日の五十日で、大量の米国の中長期国債の利払い償還日。
米国の経済指標の発表は、生産者物価指数＆【コア】とNY連銀製造業景気指数がメイン。
その他、対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】と鉱工業生産にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週後半にかけて、大きくドル買いに傾いた。ドル円は大きく上昇して102円手前まで上昇し、ユーロドルは下値を試した。
週明けの為替相場は、ドル買いが優勢な流れが加速して、ドル円は大幅上昇し、ユーロドルは大きめに下落した。
本日の為替相場は、ドル買いが優勢な流れの行方とドル円の100円上抜け後の動向に最大限の注意を払いつつ、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、米国の国債市場や長期金利の動向に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・15時00分：独)第1四半期GDP【速報値】
→反応具合は未知数だが、注意したい
・17時30分：英)失業率＆失業保険申請件数
→発表での影響は非常に大きい。ポンドが大きく動く要因に
・18時00分：欧)第1四半期GDP【速報値】
→ドイツのもので反応すれば、こちらも注目
・18時30分：英)BOE四半期インフレレポート
・18時30分：英)キングBOE総裁の発言
→注目度は高く、ポンドが大きく動くきっかけになりやすい
・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・22時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
・22時15分：米)鉱工業生産
→3つの時間に4種類の経済指標。発表での注目度及び影響度が大きいのも多い。現在の相場が経済指標で大きめに動いているため、株式市場や米国の長期金利の動向と共に注目したい
●5月13日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼『G7財務相・中央銀行総裁会議』明けでの影響
▼ドル円の100円上抜け後の動向
▼ドル買いが優勢な流れの行方
▼主要な株式市場の動向(主要国の株式市場が軒並み上昇中)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の国債市場や長期金利の動向
▼日本の金融政策への思惑や円先安観での動向
▼欧州債務問題への思惑
▼キプロス問題での影響
▼日本の国債市場の動向
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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| 5月15日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度＆影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
| ・15日の五十日 ・大量の米国の中長期国債の利払い償還日 ・米国の主要企業の決算発表→シスコシステムズ、メーシーズ、その他 |
||||||||||||||
| 08:50 |  |
日)第三次産業活動指数 | △ | -0.7% | +1.1% | |||||||||
| 10:30 |  |
豪)新車販売台数 [前月比/前年比] |
△ | - | -0.6% | |||||||||
| - | +4.5% | |||||||||||||
| 14:00 | |
日)消費者態度指数 | × | 45.5 | 44.8 | |||||||||
| 15:00 |  |
独)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | -0.6% | |||||||||
| +0.2% | +0.4% | |||||||||||||
| 16:15 |  |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | ±0.0% | |||||||||
| -0.3% | -0.3% | |||||||||||||
| 17:30 |  |
英)失業率 | ◎ | 4.6% | 4.6% | |||||||||
|
↑・失業保険申請件数 | -0.30万件 | -0.70万件 | |||||||||||
| 18:00 |  |
欧)第1四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | -0.1% | -0.6% | |||||||||
| -0.9% | -0.9% | |||||||||||||
| 18:30 | |
英)BOE四半期インフレレポート | ◎ | - | - | |||||||||
|
英)キングBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
| 20:00 |  |
南ア)実質小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +2.7% | |||||||||
| +2.4% | +3.8% | |||||||||||||
| 21:30 |  |
加)製造業出荷 | △ | +0.5% | +2.6% | |||||||||
 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | -0.6% | -0.6% | ||||||||||
| +0.8% | +1.1% | |||||||||||||
|
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
| +1.7% | +1.7% | |||||||||||||
|
米)NY連銀製造業景気指数 | AA | +4.00 | +3.05 | ||||||||||
| 22:00 | |
米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | A | +350億 | -178億 | |||||||||
| ↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +536億 | ||||||||||||
| 22:15 | |
米)鉱工業生産 | A | -0.2% | +0.4% | |||||||||
|
↑・設備稼働率 | B | 78.3% | 78.5% | ||||||||||
| 23:00 | |
米)NAHB住宅市場指数 | C | 43 | 42 | |||||||||
| 23:30 | |
米)週間原油在庫 | B | - | +23万 | |||||||||
| 翌 07:30 |
 |
NZ)企業景況感 | △ | - | 53.4 | |||||||||
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