本日の為替相場の焦点は、『今週に入って優勢となったドル買いの流れの継続』と『主要な株式市場や米国の長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
への注目度が高い。
これら以外では、
・15日の五十日要因
・大量の米国の中長期国債の利払い・償還日
・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート・ストアーズ、アプライド・マテリアルズ、その他
・今週に入って優勢となったドル買いの流れの継続
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
本日は、15日の五十日で、大量の米国の中長期国債の利払い・償還日でもある。
米国の経済指標の発表は、注目度の高いものが目白押し。
本日発表される新規失業保険申請件数、NY連銀製造業景気指数、消費者物価指数&【コア】、対米証券投資【ネット長期フロー】、鉱工業生産、フィラデルフィア連銀景況指数のどれも非常に重要で注目度も市場影響度も高い。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週明けから金融市場全体が不安定で株安・ドル安が優勢な地合いとなり、ドル円は大幅下落し、ユーロドルは大幅上昇後に戻された。
今週の為替相場は、週明けからドル買いの流れが優勢となっており、ドル円は上昇して堅調推移&ユーロドルは下落して軟調推移となっている。
本日の為替相場は、今週に入って優勢となったドル買いの流れの継続に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の長期金利の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、金融市場のリスク許容度などにも注目したい。
その他、本日目白押しとなる注目度の高い米国の経済指標の発表も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)小売売上高&【除自動車】
→発表でのポンドへの影響はカナリ大きい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時00分:米)対米証券投資【ネット長期フロー】&【ネットフロー合計】
・22時15分:米)鉱工業生産
・23時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
→金融緩和の早期解除が焦点となっており、経済指標の影響力が大きくなっている。米株や米長期金利の動向とともにそれぞれの発表での変動とその後の流れを見極めたい
■8月12日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に、日本と英国の議事録が公表される
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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8月15日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・15日の五十日 ・大量の米国の中長期国債の利払い・償還日 ・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート・ストアーズ、アプライド・マテリアルズ、その他 |
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07:30 | NZ)企業景況感 | △ | - | 54.7 | ||||||||||
17:30 |
英)小売売上高 [前月比/前年比] |
◎ | +0.7% | +0.2% | ||||||||||
+2.4% | +2.2% | |||||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 [前月比/前年比] |
+0.6% | +0.2% | ||||||||||||
+2.7% | +2.1% | |||||||||||||
21:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 33.5万件 | 33.3万件 | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | AA | +10.00 | +9.46 | |||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | +0.2% | +0.5% | |||||||||||
+2.0% | +1.8% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
22:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | AA | -175億 | -272億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | +564億 | ||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | AA | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
↑・設備稼働率 | 77.9% | 77.8% | ||||||||||||
23:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 57 | 57 | ||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 | S | +15.0 | +19.8 | |||||||||||
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流れが変わった可能性があるため、一旦様子見
流れが変わった可能性があるため、一旦様子見
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