本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計発表明けでの影響』と『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・08時50分:日)第3四半期GDP【二次速報】
・08時50分:日)経常収支
・08時50分:日)貿易収支
・10時30分:中)生産者物価指数
・10時30分:中)消費者物価指数
・17時15分:ス)小売売上高
・20時00分:独)鉱工業生産
・22時15分:加)住宅着工件数
・26時15分:英)カーニーBOE総裁の発言
への注目度が高い。
これら以外では、
・米国の雇用統計発表明けでの影響
・週明け
・来週(18日・水)にFOMC結果発表を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
米国の雇用統計発表明けで、週明け月曜日。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は103円台乗せた後に大きくに調整入りとなっていたが、米国の雇用統計の良い結果で103円手前まで再度上昇した。ユーロドル は高値圏での揉み合っていたが、ECB金融政策発表後のドラギ総裁の記者会見後に大きく上昇し、米国の雇用統計発表後に1度下値を試したが、週末クローズ に向けて再度直近高値を更新した。
週明けの為替相場は、円安方向に窓を空けてスタートしている。
週明け月曜日の本日の為替相場は、米国の雇用統計発表明けでの影響に最大限注視しながら、引き続き主要な株式市場、米国の長期金利、米国の量的緩和縮小への思惑、欧州の金融政策への思惑などでの影響にも注目したい。
また、来週(18日・水)にFOMC結果発表を控える点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第3四半期GDP【二次速報】
・08時50分:日)経常収支
・08時50分:日)貿易収支
→注目度はそれなりにあるが、反応は限定的か。米国の雇用統計発表明けのため、日本株オープンの方に注意。
・10時30分:中)生産者物価指数
・10時30分:中)消費者物価指数
→発表での影響は大きい。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルが影響を受けやすい。
・17時15分:ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はそれなり。
・20時00分:独)鉱工業生産
→発表でのユーロへの影響はそれ程大きくないが、時間的に欧州市場が動き出すキッカケになりやすいか。
・22時15分:加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず。
・26時15分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■12月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(12/9~)に、ニュージーランド、スイスの金融政策発表が予定(議事録の公表はなし)
▼来週(12/16~)に、オーストラリア、英国の議事録公表と日本、米国の金融政策発表が予定
▼米国の雇用統計発表明けでの影響
▼来週(18日・水)にFOMC結果発表を控える
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼欧州の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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12月9日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の雇用統計発表明け ・週明け ・ユーロ財務相会合 ・来週(18日・水)にFOMC結果発表を控える |
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06:45 | NZ)第3四半期製造業売上高 | × | - | -2.0% | ||||||||||
08:50 |
日)第3四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
○ | +0.4% | +0.5% | ||||||||||
+1.6% | +1.9% | |||||||||||||
↑・名目GDP【二次速報】 | +0.4% | +0.4% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【二次速報】 | -0.3% | -0.3% | ||||||||||||
日)経常収支 | ○ | +1489億 | +5873億 | |||||||||||
日)貿易収支 | ○ | -1兆55億 | -8748億 | |||||||||||
10:30 | 中)生産者物価指数 | ○ | -1.5% | -1.5% | ||||||||||
中)消費者物価指数 | ◎ | +3.1% | +3.2% | |||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | - | 51.8 | ||||||||||
- | 54.5 | |||||||||||||
15:45 | ス)失業率 | × | 3.2% | 3.1% | ||||||||||
16:00 | 独)経常収支 | × | +170億 | +197億 | ||||||||||
独)貿易収支 | × | +183億 | +204億 | |||||||||||
17:15 | ス)小売売上高 | ○ | - | +1.0% | ||||||||||
20:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.7% | -0.9% | ||||||||||
+3.1% | +1.0% | |||||||||||||
22:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 19.50万件 | 19.83万件 | ||||||||||
26:15 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
26:30 | 米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:05 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
28:15 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)注目度の高いものの発表はない | - | - | - | ||||||||||
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週明けのため、様子見
週明けのため、様子見
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