本日の為替相場の焦点は、『ウクライナ情勢での影響』や『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・09時30分:豪)住宅建設許可件数
・09時30分:豪)第4四半期経常収支
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・18時28分:英)建設業PMI
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国が予算教書を発表(一部)
・ウクライナ情勢
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
などの要因も重要。
★★★
3月の月初め2営業日目で、豪)RBA政策金利&声明発表と米国が予算教書の一部の発表が予定されている。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初は株式市場に大きめに影響を受けながらもレンジ内で終始していたが、週末にかけてドル売りが優勢な展開となった。
週明けの為替相場は、ウクライナ情勢の影響でリスク回避の円買い・ドル買い・ユーロ売り方向に傾き、為替相場以外では、株式市場が大きく下落&金や原油などの商品価格は大きめに上昇している。
直近の為替相場は、ウクライナ情勢や主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などでの影響が重要。
本日は特に、ウクライナ情勢での影響や3月の月初め要因、木曜日に『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』、金曜日に『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』を控える点に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)住宅建設許可件数
・09時30分:豪)第4四半期経常収支
→発表での豪ドルへの影響は大きい。特に住宅指標に注目したい
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→声明にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で大きく動くきっかけになりやすい。その影響も長めに出やすい
・18時28分:英)建設業PMI
→発表でのポンドへの影響は大きめ
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■3月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/3~)にオーストラリア、英国、ユーロ圏、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(3/10~)にニュージーランド、日本の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼3月の月初め要因
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼5日(水)に次回FOMCの叩き台となるベージュブックが公表
▼6日(木)にECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見
▼7日(金)に米国の雇用統計が発表
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月4日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国が予算教書を発表(一部) | ||||||||||||||
09:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.5% | -2.9% | ||||||||||
+24.0% | +21.8% | |||||||||||||
豪)第4四半期経常収支 | ○ | -100億 | -127億 | |||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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18:28 | 英)建設業PMI | ○ | 63.2 | 64.6 | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.1% | +0.2% | ||||||||||
-1.3% | -0.8% | |||||||||||||
24:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観指数 | B | 45.3 | 44.9 | ||||||||||
翌 06:15 |
米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 49.3 | ||||||||||
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NY市場でNYダウが本日もマイナス推移であれば、ドル円の戻り売りを継続
木曜日にECB理事会を控えることもあり、様子見
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