本日の為替相場の焦点は、『ウクライナ情勢での影響』や『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
・18時28分:英)製造業PMI
・23時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週明け要因
・月初め要因(3月の月初め最初の営業日)
・ウクライナ情勢
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
などの要因も重要。
★★★
週明け月曜日で、3月の月初め最初の営業日。
米国の経済指標は、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターとISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、週初は株式市場に影響を受けながらもレンジ内で終始していたが、週末にかけてドル売りが優勢な展開となった。
週明けの為替相場は、ウクライナ情勢の影響でリスク回避の円買い・ドル買い方向に窓を空けて始まっている。
直近の為替相場は、ウクライナ情勢や主要な株式市場及び米・長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などでの影響が重要。
本日は特に、ウクライナ情勢での影響や月初め要因、注目度の高い米国の経済指標の発表に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時00分:中)非製造業PMI
・10時45分:中)HSBC製造業PMI【改定値】
→発表での影響は非常に大きい。
中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすく、特に直近での動向は市場参加者の注目度が高い。
また、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向がある。
・18時28分:英)製造業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・23時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第も、今週木曜日にECB理事会を控えてユーロ圏の金融政策への思惑が噴出しやすく、大きな変動のキッカケになりやすい
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→本日の米国のイベントは、経済指標の個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターとISM製造業景況指数がメイン。
いずれも、市場の注目度は高く、特にISM製造業景況指数の発表での影響が大きくなりやすい。
また、今週末に米国の雇用統計の発表が控えており、経済指標の注目度はいつも以上に高まる。
米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要。
ウクライナ情勢を含めた金融市場のリスク許容度に気になるところ。
週明け月曜日で、3月の月初め最初の営業日。
■3月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/3~)にオーストラリア、英国、ユーロ圏、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(3/10~)にニュージーランド、日本の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼3月の月初め要因
▼欧州の大手金融機関の決算発表
▼5日(水)に次回FOMCの叩き台となるベージュブックが公表
▼6日(木)にECB金融政策結果発表とドラギ総裁の記者会見
▼7日(金)に米国の雇用統計が発表
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月3日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週明け ・3月の月初め最初の営業日 |
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07:30 | 豪)AIG製造業指数 | × | - | 46.7 | ||||||||||
10:00 | 中)非製造業PMI | ○ | - | 53.4 | ||||||||||
10:45 | 中)HSBC製造業PMI【改定値】 | ○ | 48.5 | 48.3 | ||||||||||
17:30 | ス)製造業PMI | △ | 55.4 | 56.1 | ||||||||||
17:53 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 54.7 | 54.7 | ||||||||||
17:58 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 53.0 | 53.0 | ||||||||||
18:28 | 英)製造業PMI | ◎ | 56.8 | 56.7 | ||||||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | +7億 | +6億 | ||||||||||
22:30 | 加)鉱工業製品価格 | × | +0.5% | +0.7% | ||||||||||
加)原料価格指数 | △ | +1.5% | +1.9% | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.2% | ±0.0% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.1% | +0.4% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.1% | +1.1% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.1% | +1.2% | |||||||||||||
23:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 52.0 | 51.3 | ||||||||||
米)建設支出 | C | -0.5% | +0.1% | |||||||||||
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ショートで戻り売り狙い
様子見
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