本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『ウクライナ情勢』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時00分:独)IFO景況指数
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・25時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
・核安全保証サミット(24日・25日開催)で、G7首脳会議を開いてウクライナ問題も協議中
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の金融政策への思惑
・主要な株式市場の動向
・ウクライナ情勢
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・中国の景気失速懸念
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
核安全保証サミット(24日・25日開催)で、G7首脳会議を開いてウクライナ問題も協議中。
15日の五十日で、米国の2年国債の入札が予定されている。
米国の経済指標は、新築住宅販売件数と消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数の発表も予定されている。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初は、株式市場がリスク回避方向の流れに対して反発が優勢もドル円やユーロドルは上下に振られて方向感が出ない状態が続いていたが、19日に発表されたFOMC結果絡みの発表を受けて早期利上げ観測が高まったことでドル買いが優勢となった。
週明けの為替相場は、ドル円はアジア市場で主要な株式市場が大きく上昇した事で一時上値を試したが、NY市場でNYダウが軟調になったことから円買いに傾 いて102.2レベルで引けた。一方、ユーロドルは1.380を挟んで上下していたが、欧州市場で上値を試した後に軟調になって1.376レベルまで下 落、と荒い動きに。更に、NY午後にはドル売りが加速して急騰し、1.38半ばで引けた。
直近の為替相場は、 主要な株式市場及び米・長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、ウクライナ情勢、欧州の金融政策への思惑などが焦点となっている。
本日は特に、主要な株式市場及び米・長期金利の動向とウクライナ情勢、注目度の高い米国の経済指標の発表での影響に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時00分:独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい。欧州の全経済指標の中でも1・2を争うほど注目度及び影響度が大きい経済指標
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・26時00分:米)2年債入札
→本日の米国のイベントは、経済指標は新築住宅販売件数と消費者信頼感指数がメインで、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。
米国の株式市場や長期金利の動向は引き続き重要で、核安全保証サミット(24日・25日開催)で、G7首脳会議を開いてウクライナ問題も協議中のためウクライナ情勢にも大きな注目が集まっている。
また、昨日のNY市場でドル売りが加速してドル円以外のドルストレートが大きく上昇する場面があったため、本日も注意したい。
15日の五十日。
・25時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→言及内容次第も、今後の金融政策やウクライナ問題で大きく動くキッカケになりやすい
■3月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(3/24~)に南アフリカの金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(3/31~)にオーストラリア、欧州の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼核安全保証サミット(24日・25日開催)で、G7首脳がウクライナ問題を協議
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
▼来週に[ECB金融政策結果発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
▼ウクライナ情勢
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼中国の景気失速懸念
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制変更、消費税増税の話題
▼欧州の債務問題への思惑
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3月25日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・25日の五十日 ・核安全保証サミット(24日・25日開催)で、G7首脳会議を開いてウクライナ問題も協議中 |
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13:45 | 豪)ロウRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 110.9 | 111.3 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 114.5 | 114.4 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 107.7 | 108.3 | ||||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.5% | -0.6% | ||||||||||
+1.7% | +1.9% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.6% | +1.6% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -0.3% | |||||||||||
+2.6% | +2.8% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +2.6% | +2.8% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
+0.7% | +0.9% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
±0.0% | +0.5% | ||||||||||||
+1.1% | +1.2% | |||||||||||||
20:00 | 英)CBI流通取引調査 | △ | +28 | +37 | ||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.60% | +0.76% | ||||||||||
+13.34% | +13.42% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | B | +0.6% | +0.8% | |||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | A | 44.5万件 | 46.8万件 | ||||||||||
米)消費者信頼感指数 | AA | 78.5 | 78.1 | |||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +4 | -6 | |||||||||||
25:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | BB | 320億ドル | |||||||||||
翌 07:30 |
豪)ロウRBA副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
翌 08:00 |
米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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ロング継続&押し目買いで回転
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)