昨日の欧州序盤では、ドル円は102円ちょうどあたり、ユーロドルは1.3840近辺で始まった。アジア時間ではほとんど動かなかったので、為替レートはいつ見ても同じ。こんなだと、いい加減に飽きてくる。とりあえず米企業決算が出てくるのを待って、その結果にしたがってドル円で勝負してみるしかないようだ。
19時半くらいから始まった企業決算は、良いものが並んだ。GEもモルガンスタンレーも、アナリスト予想を上回った。グローベックスでの米国株には何の変化もないが、とりあえずドル円を102.13で買ってみた。あまり動きそうにも見えないので、前日の高値である102.35あたりまで上がってくれればよいという程度の期待しかない。
次にGSの決算発表もあって、これも良かった。ミクロ指標は総じて良いものが連発したので、やっと米国株は上昇。しかしその上昇というのも、あまり激しくはない。まあ、今週の米国株は大きく下がったところから始まって、その後は連騰しているのだから、買い疲れもあるのだろう。しかるにドル円もあまり上がらない。102.00で売りのストップ注文を置いて、あとは様子見するしかない。
アメリカの経済指標も良い結果であった。失業保険もフィリー指数も予想を上回って、米国株もオープニングは強く推移したのだが、ドル円は102.20からはあまり伸びず。日付けが変わる前に、私はポジションをクローズして寝た。
夜中にはウクライナ問題に関する4者協議で、前向きな努力の姿勢がアナウンスされたことで、マーケットの安心感が高まり、安全資産の長期債が売られた。これによって米ドルの金利は短期も長期も上昇。これがドルの魅力を増大させ、ニューヨーク時間はドルの全面高となった。といっても値幅は小さい。ドル円は102.40レベルまで上がって、そのまま高値ゾーンでの終了。
今日は欧米が完全に休みである。イースター休暇だ。したがって今夜の為替相場の値動きは乏しいものとなるだろう。来週の月曜日からの動きを期待することにして、今晩は十分に休むのが良さそう(笑)
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