本日の為替相場の焦点は、『ドルの方向性(今週からドル売りに変化)』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)財政収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録公表(9月3日・4日開催分)
・09時30分:豪)住宅ローン貸出
・17時30分:英)貿易収支
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末要因
・五十日要因
・G20財務相・中央銀行総裁会議(9日・10日開催)
・ドルの方向性(今週からドル売りに変化)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
・中国の景気動向への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・地政学リスク(対イスラム国、シリア・イラク情勢など)
・香港デモ情勢
・日本の金融政策への思惑
などの要因が重要。
★★★
本日は、週末金曜日の10日の五十日で、[日)BOJ議事録公表(9月3日・4日開催分)]が行われ、昨日からG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されている。
また、13日(月)が日本と米国で祝日のため東京市場と米国市場が連休入りとなる。
米国の経済指標の発表は、[米)輸入物価指数]がメイン。
その他、[米)財政収支]も発表される。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、週明けから、先週とは一転・ドル売りが加速して、ドル円は大幅下落&ユードルは大幅上昇。その後、ドル円は安値圏で&ユーロドルは高値 圏での揉み合いとなっていたが、水曜日にFOMC議事録の公表を受けて、再度ドル売りが加速。そして、昨日の相場で米国の株式市場が大幅下落した事で、ド ル円以外のドルストレードが大きく下落し、ドル円も軟調な推移となったため、クロス円が大幅に下落している。
直近の為替相場は、ドルの方向性(今週からドル売りに変化)、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
週末金曜日の本日は、今週に入って大きく変化しているドルの方向性に最大限注視しながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向や金融市場のリスク許容度での影響にも注目したい。
その他、13日(月)が日本と米国で祝日のため東京市場と米国市場が連休入りとなる点や週末要因&五十日要因なども気になるところ。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事録公表(9月3日・4日開催分)
→内容次第も、反応は限定的か
・09時30分:豪)住宅ローン貸出
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
・17時30分:英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)財政収支
→本日の米国のイベントは、米国の経済指標の発表は、[米)輸入物価指数]がメインで、[米)財政収支]も発表される。
その他のイベントは特にない。
週末金曜日の本日は、今週に入って大きく変化しているドルの方向性に最大限注視しながら、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向や金融市場のリスク許容度での影響にも注目したい。
その他、13日(月)が日本と米国で祝日のため東京市場と米国市場が連休入りとなる点や週末要因&五十日要因なども気になるところ。
■10月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼シリア・イラク情勢(対イスラム国、地政学リスク)
▼日本の金融政策への思惑
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
▼パレスチナ情勢(地政学リスク)
▼今週(10/6~)に→オーストラリア、日本、英国の金融政策発表や日本、米国の議事録公表が予定
▼来週(10/13~)に→主要な金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼10月8日(水)に[米)FOMC議事録公表(9月16日・17日開催分)]
▼10月9日(木)・10日(金)に[G20財務相・中央銀行総裁会議]が開催
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
10月10日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・週末 ・10日の五十日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議(9日・10日開催) ・世銀・IMF年次総会 ・13日(月)が日本で祝日のため東京市場が連休入りとなる ・13日(月)が米国で祝日のため米国市場が連休入りとなる |
||||||||||||||
08:50 | 日)第三次産業活動指数 | △ | +0.1% | ±0.0% | ||||||||||
日)BOJ議事録公表(9月3日・4日開催分) | ◎ | - | - | |||||||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | +0.2% | +0.3% | ||||||||||
09:45 | 豪)エディRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 41.8 | 41.2 | ||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -96.00億 | -101.86億 | ||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.0% | 7.0% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +2.00万人 | -1.10万人 | ||||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.7% | -0.9% | |||||||||||
-1.4% | -0.4% | |||||||||||||
22:00 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | +720億 | -1287億 | ||||||||||
|
調整入り局面(ドル買いからドル売りへ変化)にあると判断。欧州・NY市場でのドル売りの流れを狙う(ドル円をショート、戻り&下落追随狙い)。ただし、米・株式市場の大幅上昇時や連休前の週末での変動には注意
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)