本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『ドルの方向性(週初からドル買い→ドル売り→ドル買い戻しと変化)』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時15分:米)鉱工業生産/設備稼働率
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第2四半期小売売上高
・15時00分:独)第2四半期GDP【速報値】
・18時00分:欧)第2四半期GDP【速報値】
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
・21時30分:加)製造業売上高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→JCペニー、その他
・人民元の切り下げでの影響(11日・12日・13日に実施、12日・13日にはドル売り介入も)
・米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油や金などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・ギリシャ問題
などが重要。
★★★
本日は、週末金曜日。
米国の経済指標は、[米)生産者物価指数&【コア】]と[米)鉱工業生産/設備稼働率]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】]がメイン。
経済指標以外のイベントは、主要企業の決算発表が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から相次いでいる米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
今週の為替相場は、週半ばに連日の人民元大幅切り下げやドル売り介入の影響を受けて、主要な株式市場が軟調となり、為替相場は週初から一転してドル売りが優勢に。ドル円は大きく下落して一時124円割れ&ユーロドルは上値を試して一時1.12台乗せとなった。しかしその後、主要な株式市場が軒並み大幅反発したことで、ドルの買い戻しが優勢となって、ドル円は124円前半~半ばで堅調に推移し&ユーロドルはジリジリと下値を試した後に1.11前半~半ばで推移している。
直近の為替相場は、 人民元の切り下げでの影響や米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、原油や金などの商品市場の動向などが主な焦点。
本日の為替相場は、ドルの方向性(週初からドル買い→ドル売り→ドル買い戻しと変化)に注視しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向などと共にその行方を見極めたい。
その他、米国の利上げ時期を示唆する要人発言や注目度の高い米国の経済指標の発表、週末要因での影響も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第2四半期小売売上高
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・15時00分:独)第2四半期GDP【速報値】
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)第2四半期GDP【速報値】
・18時00分:欧)消費者物価指数【確報値】&【コア】
→発表でのユーロへの影響は大きめ。時間的にも欧州勢が本格的に動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)製造業売上高
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・22時15分:米)鉱工業生産/設備稼働率
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→米国の経済指標は、[米)生産者物価指数&【コア】]と[米)鉱工業生産/設備稼働率]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】]がメイン
経済指標以外のイベントは、主要企業の決算発表が予定
週末金曜日
連日の人民元切り下げやドル売り介入によって、主要な株式市場が大きく変動し、それによって為替相場も大きく影響を受けている。
12日は株安&ドル安→13日は株高&ドル高に。
本日も、まずは人民元の切り下げやドル売り介入が行われるかどうかを確認し、それによる主要な株式市場への影響に注視しながら、ドルの方向性を見極めたい
■8月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼ギリシャ問題
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼今週(8/10~)に→日本の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼来週(8/17~)に→オーストラリア、米国の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
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8月14日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→JCペニー、その他 |
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07:45 | NZ)第2四半期小売売上高 | ◎ | +0.5% | +2.7% | ||||||||||
11:15 | 豪)ケントRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
15:00 |
独)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.5% | +0.3% | ||||||||||
+1.5% | +1.0% | |||||||||||||
18:00 |
欧)第2四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+1.3% | +1.0% | |||||||||||||
欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.6% | ±0.0% | |||||||||||
+0.2% | +0.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【確報値】【コア】 | +1.0% | +1.0% | ||||||||||||
21:30 | 加)製造業売上高 | ○ | +2.7% | +0.1% | ||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +0.1% | +0.4% | |||||||||||
-0.9% | -0.7% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.3% | ||||||||||||
+0.5% | +0.8% | |||||||||||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | AA | +0.3% | +0.3% (+0.2%) |
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↑・設備稼働率 | BB | 78.0% | 78.4% | |||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 93.5 | 93.1 | ||||||||||
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123円後半~125円前半でのレンジを想定。 レンジ内で押し目狙いのロングを回転させることで利益を積み重ねつつ、125円オーバーでは反落時にショートで利益を狙う
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)