本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『ドルの方向性(昨日に週初からのドル買いがドル売りに変化)』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・20時30分:欧)ECB理事会議事要旨(7月16日開催分)
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・翌7時45分:NZ)第2四半期小売売上高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→アプライド・マテリアルズ、その他
・人民元の実質的な切り下げでの影響(11日と12日に実施、12日にはドル売り介入も)
・米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油や金などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・ギリシャ問題
などが重要。
★★★
本日は、[欧)ECB理事会議事要旨(7月16日開催分)]が行われる。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)小売売上高&【除自動車】]、[米)輸入物価指数]がメイン。
経済指標以外のイベントは、[米)30年債入札]や主要企業の決算発表が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から相次いでいる米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
今週の為替相場は、週初はユーロ買い&ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は上値を試して125円乗せ&ユーロドルは一時1.10後半まで上昇した。し かしその後、中国当局が2日続けて人民元の実質的な大幅切り下げを行い、更にはドル売り介入も実施したことで、為替相場は一転してドル売りが優勢となっ た。ドル円は大きく下落して一時124円割れ&ユーロドルは更に上値を試して一時1.12台に乗せている。
直近の為替相場は、 人民元の実質的な切り下げでの影響(11日と12日に実施、12日にはドル売り介入も)や米国の利上げ時期への思惑(米国の金融政策への思惑)や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、原油や金などの商品市場の動向などが主な焦点。
本日の為替相場は、ドルの方向性(昨日に週初からのドル買いがドル売りに変化)に注視しながら、直近で大きな変動要因となっている米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向などと共にその行方を見極めたい。
その他、米国の利上げ時期を示唆する要人発言や注目度の高い米国の経済指標の発表での影響も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・20時30分:欧)ECB理事会議事要旨(7月16日開催分)
→未知数。反応は限定的になりやすいか
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)小売売上高&【除自動車】
・21時30分:米)輸入物価指数
・26時00分:米)30年債入札
→米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)小売売上高&【除自動車】]、[米)輸入物価指数]がメイン
経済指標以外のイベントは、[米)30年債入札]や主要企業の決算発表が予定
人民元の連日の切り下げ、そしてドル売り介入。主要な株式市場は軟調となり、ドル売りの流れが強まった
週初からのユーロ買い&ドル買いの流れが昨日はユーロ買い・ドル売りへと変化した
週末に向けて、この流れが継続するのかどうかが重要
・翌7時45分:NZ)第2四半期小売売上高
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
■8月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策への思惑
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼中国の景気動向への思惑
▼ギリシャ問題
▼ドイツ国債の利回りの動向
▼今週(8/10~)に→日本の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼来週(8/17~)に→オーストラリア、米国の議事録公表が予定(金融政策発表の予定はない)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
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8月13日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ( ・米国の主要企業や大手金融機関の決算発表→アプライド・マテリアルズ、その他 |
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07:30 | NZ)製造業PMI | × | - | 55.2 | ||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +42 | +40 | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | -4.8% | +0.6% | ||||||||||
+17.6% | +19.3% | |||||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+0.2% | +0.2% | |||||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | -0.1% | ||||||||||
-6.3% | -6.1% | |||||||||||||
20:30 | 欧)ECB理事会議事要旨(7月16日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.2% | ||||||||||
- | +1.2% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 27.0万件 | 27.0万件 | |||||||||||
米)小売売上高 | S | +0.6% | -0.3% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.4% | -0.1% | ||||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -1.2% | -0.1% | |||||||||||
-10.7% | -10.0% | |||||||||||||
23:00 | 米)企業在庫 | B | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 160億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期小売売上高 | ◎ | +0.5% | +2.7% | ||||||||||
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124円前半~125円前半でのレンジを想定。 レンジ内で押し目狙いのロングを回転させつつ、125円オーバーでは反落時にショートで利益を狙う
様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)