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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

相変わらず小動きの為替相場、
今年相場を揺さぶったのは中国

2015年12月29日(火)16:21公開 (2015年12月29日(火)16:21更新)
持田有紀子

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 昨日は週明けであったが、マーケット参加者が少なくて、為替相場も値幅は小さい一日となった。アジア時間ではドル円を中心に、ドルはやや堅調に推移したが、海外市場ではドル売りにさらされることとなった。経済指標がなかったため、動意薄となったのもしかたがない。

 これだけ材料難のなか、イランが経済制裁の解除後には、原油輸出を日産50万バレル分を拡大させると表明。これで原油相場は2ドル弱の値下がりを強いられた。リスク資産の価値下落は、リスク許容度の減退を導く。今年一年は原油相場にさんざんと振り回されたが、最後も原油の話題が市場の関心の的となった。

 その原油相場の振り返りは前回だったので、今回は中国のスローダウンを見ていこう。中国の景気減速は言われて久しいことであった。何も目新しいことではない。そもそも成長率が7%も8%もあるというのが、おかしなことである。経済データの信ぴょう性を疑われているのも事実である。

 株価がすべてだとは言わないが、中国の内部事情をよくわからない外部のプレーヤーにとっては、株価で判断するしかない。その中国株が奇妙な動きw見せたのは、昨年の10月である。リーマンショック以降、なかなか上値追いをしなかった中国株だったのに、いきなりジャンプしたのだ。

 住宅購入に関する優遇措置を始め、いろいろと国内需要を高める政策を打ちだしたからである。もちろん金融当局も緩和姿勢を明確にした。時期的には日銀の追加緩和のあったのと同じくらいなので、日本の報道ではあまり重要視されなかった。しかし中国株の値上がりは、かなりきついものがあった。年末までの3か月で簡単にほぼ2倍にまでなった。

 今年に入っても中国株は堅調。確かに米国株も日本株も年の前半は堅調だったので、中国固有の問題ではない。それでも上昇する比率がただ事ではなかった。結局、6月の終わりまでには、上がり始まる前のレベルの2.5倍までに跳ね上がったのである。いうまでもなく日本株や米国株は上がったといっても20%とか30%の水準だ。すでに異常な状況だという認識が出てきていても、下がらないのがバブルである。

 いつ中国株が落ちてもおかしくない状況の中、8月に入って急落する日が出てきた。それでもクロージングにかけては値を戻してしまうので、利食いが出ただけという理由でごまかされてきた。いつものように株価が上昇基調のうちにある間は、誰も景気減速のことを口にする人はいない。

 何がきっかけになるのか、わからない。8月下旬になって通貨の安値誘導を決定。対ドルレートで言ってもそれほど大きく人民元安が進んだわけではない。ドル円の比率で比べると20銭ほど通貨安になっただけ。ドル円であれば日常的にある変動幅である。

 しかし人民元はドルペッグ制を採用している管理通貨だ。だから異様に大きな変動幅だと取られたのかもしれない。マーケットは過剰に反応し、世界同時株安を引き起こした。日本株も急落を強いられ、日経先物は3000円以上の値下がりを演じることになる。

 それでも必至の金融緩和や市場への積極的なかかわりで、中国株は一服の様相を呈している。しかし根本的な脆弱性は何も改善されていない。しかも去年の10月の水準よりは、依然としてまだまだ高い水準にある。来年もスローダウンとしょうして、中国経済の縮小を意識する相場展開が続くのだろう。


日本時間 16時00分
 

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