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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

極東でも地政学的なリスク高まり、
ドル円は安値更新しクロス円も軟調

2016年01月06日(水)15:46公開 (2016年01月06日(水)15:46更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤では、ドル円は119円台のミドル。しかし上値は重そうだった。前日に118円台まで突っ込んだ後の戻りの過程である。アジア時間では119.70あたりまで戻したが、これもすごいショートカバーである。120円台まで戻し切れなかったこともあって、円買い圧力が高まりつつあった。

 リスク相場に相関性の高いクロス円は下落基調を明確にしてきた。ユーロ円は下げがきつい。スピードこそ速くはないが、ユーロドルが下げるとユーロ円の下落に直結する展開。アジア時間までは株価も復調気味でリスク回避は起こらなかったが、欧州時間ではサウジ問題もあって、欧州株が下落。

 それがユーロ円の足を引っ張っているのは事実だが、オプションブックからも相当の構造的なヘッジ売りも出てきていたようだ。ユーロ円は127円台にまで、ほぼストレートに下がった。

 そしてドル円もようやく下がってきた。118円台に入るところで、私もショート参戦。いつもやっていることに変わりはない。安値突っ込みは怖いので、仕方がない。すぐに戻ってきたら、ポジションをすぐにたたむつもり。

 しかしドル円は118.80くらいまでしか下がらなかった。結局、私としても119円台に乗せてきたところで買い戻すしかなかった。グローベックスでは米国株は安値攻めをしており、日経先物もナイトセッションで安いというのにである。

 ニューヨーク時間では総じて米国株は堅調だったといえるだろう。株価指数などが前日の安値割れをしないで抵抗を示していたからだ。ドル円も119円台に戻してきて、まったく緊張感がなくなった。

 それに続いた今日の東京市場ではリスクテークの流れが続くものと思われた。それだけドル円やユーロ円での割安感も出てきているし、日本株など拾いたい連中でいっぱいだろうからである。しかし午前中に北朝鮮が核実験をしたようだという報道が流れて、それがマーケットの流れを決定した。

 日本株は急落するまではわかるのだが、ドル円にとってみれば地政学的リスクの高まりでもある。もっと円売りに傾いてしかるべきであろう。しかも有事のドル買いということもある。ドル円はぴょんと跳ね上がってもよさそうなものだが、まったくドル円は上げでは反応しなかった。

 むしろ株価の下落を意識しての、リスクオフの動きが優勢となった。ドル円は今週になってからの最安値をも下抜けしてきて、118.38まで下落。そもまま安値圏での張り付き状態となった。何度か反発する局面もあったが、118円台を脱することはできていない。中東に続き極東においても地政学的なリスクの高まりを海外市場がどう反応するか、引き続き要ウォッチである。

日本時間 15時30分
 


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