本日の為替相場の焦点は、『先週末から強まっているリスク回避の巻き戻しの行方』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『米国が休場明けとなる点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第4四半期小売売上高
・09時30分:豪)RBA議事録公表(2月2日開催分)
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
・22時30分:加)製造業売上高
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・米国が休場明け
・米国の主要企業の決算発表→デボン・エナジー、ファーストエナジー、ホーメル・フーズ、その他
・明日に[米)FOMC議事録公表(1月26日・27日開催分)]を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・ドイツ銀行の信用不安
・人民元の動向
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。
★★★
本日は、カナダと米国が休場明けで、[豪)RBA議事録公表(2月2日開催分)]が行われる。
また、明日に[米)FOMC議事録公表(1月26日・27日開催分)]を控える。
米国の経済指標は、[米)NY連銀製造業景気指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
先週の為替相場は、週初からリスク回避の流れが加速。ドイツ銀行の信用不安なども台頭し、主要な株式市場が大きく下落し&米長期金利が低下し&ドル売り・ 円買いの流れが強まった。また、10日・11日と行われた半期に1度のFRB議長の議会証言の影響で更にリスク回避の流れが加速して、ドル円は一時110 円台まで下落し&ユーロドルは一時1.13後半まで上昇した。
しかし、週末の欧州及びNY市場でリスク回避の巻き戻しが強まって、それまで軟調だった主要な株式市場や米・長期金利、原油価格などが大きめに反発した事で、ドル円も反発上昇して一時113円半ばまで&ユーロドルは反落して一時1.120割れまで。
週明けの為替相場は、円売り・ドル買い方向に窓を明けてスタートした後は、リスク回避の巻き戻しが強まって、ドル円は一時114円後半まで上昇し&ユーロドルは一時1.11前半まで下落している。
本日も、先週末から強まっているリスク回避の巻き戻しの行方が重要となる。
その他、主要な株式市場や米国の長期金利、原油価格の動向、人民元、注目度の高い米国の経済指標の発表、米国が休場明けとなる点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第4四半期小売売上高
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・09時30分:豪)RBA議事録公表(2月2日開催分)
→内容次第。今後の金融政策への思惑が高まる内容であれば、豪ドルが大きく動くキッカケになりやすい
・18時30分:英)消費者物価指数&【コア】
・18時30分:英)小売物価指数&【コア】
・18時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→CPIがメイン。発表での英ポンドへの影響は非常に大きい
・19時00分:独)ZEW景況感調査
・19時00分:欧)ZEW景況感調査
→ドイツのモノがメイン。欧州の経済指標の中でも1、2を争う影響度及び注目度のもの。欧州勢が本格的に動き出すキッカケとして注視したい
・22時30分:加)製造業売上高
→発表でのカナダドルへの影響は未知数
・22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
→米国の経済指標は、[米)NY連銀製造業景気指数]がメイン
米国の経済指標以外のイベントは、複数の主要企業の決算発表が予定
米国は休場明け
本日も、先週末から強まっているリスク回避の巻き戻しの行方が重要
■2月15日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼加速しているドル売り・円買いの流れの行方
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼金融市場のリスク許容度(直近ではリスク回避方向)
▼米国の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼ドイツ銀行の信用不安
▼人民元の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(2/15~)に→オーストラリア、欧州、米国の議事録公表が予定されている(主要国の金融政策発表の予定はない)
▼来週(2/22~)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼中国が旧正月絡みの連休明け
▼[米)FRB議長による半期に1度の議会証言]明け
▼15日は米国が祝日で休場
▼17日に[米)FOMC議事録公表(1月26日・27日開催分)]
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2月16日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国が休場明け ・米国の主要企業の決算発表→デボン・エナジー、ファーストエナジー、ホーメル・フーズ、その他 ・明日に[米)FOMC議事録公表(1月26日・27日開催分)]を控える |
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06:45 | NZ)第4四半期小売売上高 | ◎ | +1.5% | +1.6% | ||||||||||
09:30 | 豪)RBA議事録公表(2月2日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
18:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.7% | +0.1% | ||||||||||
+0.3% | +0.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +1.3% | +1.4% | ||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.6% | +0.3% | |||||||||||
+1.4% | +1.2% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | +1.4% | +1.3% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.2% | -0.2% | |||||||||||
-0.9% | -1.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.2% | ||||||||||||
±0.0% | +0.1% | |||||||||||||
19:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | ±0.0 | +10.2 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +22.7 | |||||||||||
22:30 | 加)製造業売上高 | ○ | +0.5% | +1.0% | ||||||||||
米)NY連銀製造業景気指数 | A | -10.50 | -19.37 | |||||||||||
24:00 | 米)NAHB住宅市場指数 | C | 60 | 60 | ||||||||||
30:00 | 米)対米証券投資【ネット長期フロー】 | C | - | +314億 | ||||||||||
↑・対米証券投資【ネットフロー合計】 | - | -32億 | ||||||||||||
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休場明けのNY市場を見極めてから(NYダウが前日比で100ドル以上のプラスで推移する場合には押し目買い方向に、前日比で横這いかマイナスで推移する場合には戻り売り方向にポジションを取る予定)
休場明けのNY市場を見極めてから
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