昨日も欧州序盤ではドル円がムシャムシャと買われはじめた。いつものパターンかと思い、私もついていくことにした。昼間の113円台の、しかも深押しは買わない。しかし夕方からのドル買いには参加するのである。
やはり欧州勢の参加というフレッシュマネーの存在には敬意を表したいところ。もちろん高いところからのロングポジションなので、耐久性がない。すぐにポジション調整にさらされる運命にあるのも念頭に入れておく。
しかし114円台に乗せてきたからといっても、一向にプライスの伸びは悪かった。今週になってから何度も攻めた114円台の後半までは、まったく届かない。114.20にもタッチしない。こうなってくると、私もなんとか早めにゲットアウトしなくては、、、。
なにしろ値動きだけに合わせて持っているポジションなので、伸びや勢いがなくなると、ポジション保有そのものの意味がなくなってくる。昨日は材料薄のため、海外市場でも株価は小動きだった。
だがニューヨーククローズ間際に若干の買いものを集めて、米国株は小幅な動きしかしていなかったものの、歴史的な最高値を更新して終了。あくまでも小さな動きの中でのことなので、為替相場に波乱はなしだった。
ドル円の114円台乗せからは結構な量のオファーが出てきているともいうし、それは戻し高値というテクニカルの要請にも合致している。次の大きな動きが見られるのは、115円台に乗せてからかもしれない。
先週まではイタリア問題や韓国の辞任問題など、国際的な注目トピックが多かったが、今週以降はたいへん少なくなる。マーケットはもはやクリスマス相場入りしているといっても過言ではない。市場参加者もポジションを積み上げるステージではなくなってきたようだ。
今晩もイベントが少ない。原油相場がやや垂れてきているので、日付が変わったころに出る石油在庫報告のタイミングで動き出しそうだが、それまでは鈍い小動きにマーケットは徹しそうである。
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