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ポール・サイ
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

歴史的に低水準のボラティリティ、
今週も為替相場は動意薄か

2017年06月26日(月)15:10公開 (2017年06月26日(月)15:10更新)
持田有紀子

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 先週はマーケットがほとんど動かなかった。これはドル円やユーロドルをはじめとする為替相場に限らず、日本株や米国株も実に狭い値幅での動きに終始した。ドル円なんかは1円ほどしか値幅がなかった。

 それを表わすように、市場のボラティリティは何十年ぶりかの低ボラティリティの水準にまで落ち込んでいる。これは為替相場に限らず、債券相場でも株式相場でも、みな同じ状態に陥っている。

 ボラティリティが低いとオプションでは儲からないという話がされるが、オプションブック自体ではそのようなことはないだろう。ボラティリティが低いということはオプションのプレミアムも安いわけで、別の言い方をすれば、同じ金額を支払ったらより良い条件のオプションが買えるということでもある。

 以前ならば3円外側のドル円のコールオプションしか買えなかった人でも、1円分だけ外側のオプションが買えるということでもある。だからボラティリティの低下自体はオプションマーケットの活況とは関係がない。

 ボラティリティが下がって困る人はロングタームのオプションを持って抱えている人であり、それらは残存期間に応じて再評価する際にボラティリティが下がった分だけ値下がり損が発生するのである。

 しかし実際にはオプションで勝負している人たちはもっぱらショートタームのオプションしか相手にしていないので、ボラの低下が直接、自分の損になることにはつながらない。むしろ時間の経過による消耗具合のほうが、重要度が高いのである。

 ところでボラティリティが高くなると恐怖指数などといって市場の不安定さの指標になるが、ボラティリティが低過ぎるとこれもまたかえってリスクがあるのではないかと思えてしまう。金融商品はそもそも用もないのに買ったり売ったりするものだ。

 当然のごとくリスクが伴う。リスクの代償として果実を取っているという側面すらある。それが低ボラに慣れてしまうことのリスクはそのうち顕在化してくるのではなかろうか。今週もイベントが少ない。マーケットには動意薄の状態が続くことになりそうだ。

日本時間 15時00分

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