本日の為替相場の焦点は、『ここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ主な意見公表(9月20日・21日開催分)
・17時30分:英)第2四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第2四半期経常収支
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月末・四半期末(9月・月末での最後の営業日)
・週末
・米国の金融政策
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・日本の衆議院解散・総選挙
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・トランプ政権(直近では税制改革や北朝鮮への対応がメイン)
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、9月の月末・四半期末(9月・月末での最後の営業日)かつ週末金曜日。
米国の経済指標は、[米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]と[米)シカゴ購買部協会景気指数]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】]がメイン。
その他、米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言]が予定されている。
今週の為替相場は、ユーロ売り・円売り方向に窓を明けてスタート。その後、週明けのNY市場で一時的にリスク回避の流れが優勢となったが、そこから一転して、米国の税制改革案への期待からドル買いの流れが加速。ドル円は一時113円前半まで上昇し、ユーロドルは一時1.17前半まで下落した。しかし、米国の税制改革案公表の直前からドル買いの巻き戻しが優勢となって、ドル円は反落して112円前半で推移し、ユーロドルは反発して1.17後半で推移している。
本日は、ここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れの行方と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表やトランプ政権の動き、北朝鮮を巡る地政学リスク、米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言、日本の衆議院解散・総選挙への期待、月末・四半期末要因にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ主な意見公表(9月20日・21日開催分)
→反応は限定的か
・17時30分:英)第2四半期GDP【確報値】
・17時30分:英)第2四半期経常収支
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなものになりやすい
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
→水曜日のNY市場で、トランプ大統領による税制改革案が公表されたが、その公表直前からドル買いの巻き戻しが出始め、材料出尽くし感からか明確な方向性を欠いた展開となっている
9月の月末・四半期末かつ週末金曜日
ここからは、ここまで加速してきたドル買い及びリスクオンの流れが継続するのかどうかがキモ
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や金融当局者や要人による発言、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向にも注視したい
■9月25日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(9/25~)は、ニュージーランドの金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼NZ総選挙(23日)明け
▼独連邦議会選挙(24日)明け
▼9月の月末・四半期末要因
▼来週(10/2~)は、オーストラリアの金融政策発表とユーロ圏の議事録公表が予定
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼トランプ政権(直近では税制改革や北朝鮮への対応がメイン)
▼米国の金融政策
▼日本の衆議院解散・総選挙
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
9月29日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・月末・四半期末(9月・月末での最後の営業日) ・週末 |
||||||||||||||
06:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | -0.7% | ||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -11 | -10 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | △ | +0.6% | +0.4% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.7% | +0.5% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +0.6% | +0.5% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.5% | +0.4% | ||||||||||||
日)失業率 | × | 2.8% | 2.8% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.53 | 1.52 | ||||||||||||
08:50 | 日)BOJ主な意見公表(9月20日・21日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | +1.8% | -0.8% | |||||||||||
+5.2% | +4.7% | |||||||||||||
日)小売業販売額 | × | +2.5% | +1.9% | |||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | +0.3% | -0.2% | ||||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | +0.6% | -2.3% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +14.9% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | -1.2% | ||||||||||
+3.2% | +2.7% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 105.5 | 104.1 | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | △ | 5.7% | 5.7% | ||||||||||
↑・失業者数 | -0.5万人 | -0.5万人 | ||||||||||||
17:30 |
英)第2四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.7% | +1.7% | |||||||||||||
英)第2四半期経常収支 | ○ | -159億 | -169億 | |||||||||||
英)消費者信用残高 | × | +14億 | +12億 | |||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +1.6% | +1.5% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | +21億 | +90億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | - | -922億 | |||||||||||
英)カンリフBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
21:30 | 英)ブロードベントBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
加)GDP | ◎ | +0.1% | +0.3% | |||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | +0.5% | -1.5% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | +0.3% | -0.6% | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.2% | +0.4% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.1% | +0.3% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.5% | +1.4% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+1.4% | +1.4% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 58.7 | 58.9 | ||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | A | 95.3 | 95.3 | ||||||||||
24:00 | 米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
|
[29日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→月末・四半期末及び週末である上に、ビッグイベントを消化して調整が主体となっているため、本日の取引はなし
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[29日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→月末・四半期末及び週末である上に、ビッグイベントを消化して調整が主体となっているため、本日の取引はなし
■スイング・トレード基本戦略
→反転上昇待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)