ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

田向宏行
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円を拾ってはみたがまだ恐々、
どこかで反動は来そうだが

2019年03月27日(水)15:23公開 (2019年03月27日(水)15:23更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 先週末に逆イールドに過敏に反応しすぎた反動が出てきた。月曜日に米国株が下げ止まったのを見届けた後は、やはり押し目は拾いたいという意欲がわいてきたようだ。これはマーケット全体のリスク許容度の回復につながる。

 それで昨日はアジア時間からもドル円やユーロ円など、リスク性に敏感な通貨ペアは堅調な歩みを見せた。110円台を回復したドル円は、そのまま海外市場まで安値攻めすることはなかった。

 欧州時間に入ってドル円が110.40をつけると、市場に安心感が戻ってきた。ここまで戻ってくると、ドル円は押し目買いでよいのではないかという観測が主流になってきたようだ。私もドル円を何度か拾ってみたが、そこからは動きの値幅が狭い。5ポイントとか10ポイントを取るのがやっとだった。

 ずっと長い間、持っていればいいのだが、私自身がドル金利の低下局面ではファンダメンタルズ面からもドルベアに感じてしまっているので、ドルロングの保有期間は短くならざるをえない。ドルのロング攻めはユーロドルではできるが、ドル円ではなかなか持っていられないのである。

 ところでドル金利を見ていく上でのベンチマークは短期金利の先物なのだが、これはLIBORベースなので民間の金利を反映している。銀行間の調達金利である。しかし金利の上げ下げといった値幅だけを問題にするのであれば、取引量や流動性を考えると、これを見るのがいちばん良い。ちなみに中心限月は9ヶ月先のものとなっている。

 このドル金利先物が、昨年の10月の株価急落の局面からすでに100ベーシス以上も上がってきている。金利に引き直すと1%ポイントの金利低下だ。昨年の夏場までは年3回の利上げを織り込んでいたのだ。

 したがってそれに比べると利上げがなくなったに限らず、利下げを一回分だけ織り込んできているということだ。9ヶ月先の短期金利だというのだから、年内にも25ベーシスの利下げがあってもおかしくはないということである。

 これは現在の戻してきている米国株から見ると、ちょっと行き過ぎのような感じもする。せいぜいで「利上げなし」というのが順当なところのように思える。これはいずれ「市場との対話」の一環としてFRB関係者の口から出てきてもおかしくはなさそうだ。そのときには期待していなかった分だけ、結構なドル買い相場となりそうだ。そうなったら私もスタンスをドルブルに切り替えるつもりである。

日本時間 15時20分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 メキシコペソ比較 田向宏行
トレーディングビュー記事 メキシコペソ比較 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る