ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

太田忠
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

リスクモードは続くが、
見えない壁に突き当たっているドル円

2019年04月18日(木)15:55公開 (2019年04月18日(木)15:55更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 昨日も為替相場はほとんど動かず。相変わらず20ポイントとか30ポイントの値幅しかない。中国のGDPが予想よりも良かったことや、アメリカの貿易収支が改善されていたことなどは、あまりマーケットでは材料視されなかったようである。

 米国株は昨年の10月初旬に史上最高値をつけた。それからほぼ3ヶ月の間、リスク回避の流れが強まって株価は大きく調整したことは記憶に新しい。S&P先物のレベルで言えば、最高値は2944ポイントであった。

 クリスマスまでには2316ポイントまで降下。600ポイント以上の下げということでもあり、20%を越える下げ幅である。そこから株価は回復してきて、1月以来はひたすらラリーをしている。そして今週になってS&P先物は2923ポイントまで上がってきた。ほぼ全戻しである。

 全戻しということは、そこに歴史的な最高値というもっとも重要なテクニカルポイントが控えているということだ。レジスタンスである。もっとも高いのだから、当然のごとく売りたい人のオファーを集める。

 またここ半年で高いところをつかんで我慢していた人々の逃げのオファーも出てくる。そうしたテクニカル面からの動きが、これからは顕著に出てくる領域に突入する。昨日の米国株の挙動もそのようなものであった。

 そういうわけでリスク性のあるものと相関度の高いドル円などは、いま目に見えない壁に突き当たっているのである。米国株のほうでS&P先物が2945ポイントをつけて上抜けしてこないと、株価の一段高は望めない。しかるにドル円も喜んで上がっていくという形態を実現することは困難なのだ。

 テクニカル的に米国株に売りものが出てくることは仕方がないとして、上サイドをブレークするためにはフレッシュな材料が必要だ。それが何なのかは今はわからない。日本の参院選やアメリカの大統領選に向けたキャッチーな一言かもしれないし、北朝鮮やベネズエラなどの電撃的な軟化かもしれない。ともかくもレベルが知れていることなので、そこをしっかりとウオッチしておかなければならないのは確かだ。

日本時間 15時30分

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
jfx記事 キャンペーンおすすめ10 トレーディングビュー記事
jfx記事 キャンペーンおすすめ10 トレーディングビュー記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る